株式会社エーピーコミュニケーションズ、情報セキュリティ選考委員に選出
株式会社エーピーコミュニケーションズ(以下「当社」)は、当社のiTOC事業部 BzD部 0-WANから山根康裕、田中潤子、小澤志織の3名が、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2025」選考会委員に選ばれたことをお知らせします。これにより、当社は3年連続で同委員にメンバーを輩出することになりました。
ゼロトラスト事業の急成長
当社が展開するゼロトラスト事業「0-WAN」は、サイバー空間における脅威の増大やリモートワークの普及に伴い、必要性が高まっています。この分野への関心が高まる中、企業からの相談が急増し、商談数は約7倍に達しました。特に、一次請けのプライム案件が半数を占めており、株式会社エイチ・アイ・エスを含む上場企業への支援も行っており、多くの実績を残しています。
「情報セキュリティ10大脅威」とは
「情報セキュリティ10大脅威 2025」は、2024年に発生し、社会的に重要な影響を及ぼすと考えられる情報セキュリティ関係の事案を元に、IPAが選出した脅威候補です。約200名の専門家による選考会が、候補を審査し決定に至ります。このレポートは、組織版と個人版に分かれて公開され、IPAのウェブサイトからダウンロードが可能です。
選考会委員の専門性
当社の選考会委員として選出された3名は、豊富な経験と専門性を誇り、業界のリーダーとして活躍しています。
- - 山根 康裕:エンジニアリングマネージャーとして、インターネット基盤技術に関する専門家として活躍しており、大型カンファレンスでも講演を行っています。
- - 田中 潤子:シニアプロフェッショナルとして、セキュリティインシデントの防止に成功し、上位1%のセキュリティスコアを持っています。
- - 小澤 志織:セクションリーダーで、データセンター基盤開発の経験を生かし、ゼロトラスト推進に尽力しています。
ゼロトラストの概念
ゼロトラストセキュリティとは、全てのアクセスを「信頼せず」、都度認証を行う新たなセキュリティモデルです。特にクラウドサービスやリモートワークの普及により、従来のセキュリティモデルが機能しにくくなってきているため、企業もこの新しい戦略の導入を進めています。
ゼロトラスト市場は急成長中で、企業の30%以上が導入を進めていると報告されています。しかし、依然として多くの企業が導入しておらず、70%の成長余地が存在します。特に最近のランサムウェア攻撃やリモートワークの普及が影響し、企業のセキュリティ戦略の見直しが求められています。
今後の展望
当社は今後もゼロトラストセキュリティの価値を提供し続けるとともに、その必要性から人員の拡充を計画しています。サイバー攻撃やデジタル脅威が増す中、顧客のネットワークを守るため、引き続き積極的に取り組んでいく所存です。
会社概要
株式会社エーピーコミュニケーションズは、ITインフラに特化したサービスを提供する企業です。「エンジニアとお客様を笑顔にする」というビジョンの下、技術支援を通じて顧客企業の成長をサポートしています。東京都千代田区に本社を構え、多様なITサービスを展開しています。