新製品「ThreatARMOR」
2015-10-29 11:00:01

イクシアが新たなネットワーク防御製品「ThreatARMOR」を発表

イクシアが新たに導入した「ThreatARMOR」



アメリカのカリフォルニア州に本社を置くイクシアは、企業ネットワークを標的とするサイバー攻撃に対抗するための新製品「ThreatARMOR」を発表しました。この革新的な製品は、企業が持つオンラインの脆弱性を軽減し、より強力な防御力を提供します。

攻撃対象領域の縮小



「ThreatARMOR」は、企業ネットワークにおける攻撃対象領域の縮小を実現するために設計されています。ネットワーク攻撃対象領域とは、企業のネットワークに対するすべてのアクセス経路を指し、これには悪意のあるIPアドレスやハイジャックされたIPが含まれます。一般的なセキュリティツールは、不要なトラフィックを検査してブロックすることが求められますが、「ThreatARMOR」は特に既知の不正トラフィックを即座に検出し、効果的に排除することができます。

この機能により、企業の既存のセキュリティインフラへの負担を軽減しつつ、迅速に攻撃対象領域を縮小することが可能です。「ThreatARMOR」の代表的な機能には、悪意のあるIPアドレスを自動または手動で追加してブロックする機能や、感染した社内デバイスを特定する機能があります。

セキュリティ警告の削減



近年、サイバー攻撃の手法が高度化し、複雑化している中で、企業は以前にも増して多くのセキュリティ警告に悩まされています。Ponemon Instituteの報告によると、企業は誤検出されたサイバーセキュリティ警告に対して、年間平均で21,000時間を費やしているといいます。「ThreatARMOR」は、こうした状況を改善することを目指しています。不要なトラフィックを事前に排除することで、セキュリティチームが本当に重要な警告に焦点を当てられるようにします。

イクシアのCPOであるデニス・コックス氏によれば、「ThreatARMOR」は、実際にセキュリティ事件が発生する前に潜む脅威を阻止する新たな可視性を提供するとのことです。企業が日々発生する膨大な警告の中で、真に重要な情報を見逃さないための強力なアシストを行います。

常に更新される脅威情報



「ThreatARMOR」の信頼性は、イクシアのATI(Application and Threat Intelligence)プログラムによって強化されています。このプログラムは、過去10年以上にわたって世界的なサービスプロバイダーやセキュリティ機器メーカーに向けて、脅威情報を提供してきました。また、「ThreatARMOR」に必要な悪意ある活動に関するデータが常にアップデートされるため、セキュリティ対策は時代とともに進化し続けます。

チャネルパートナーの競争力と顧客へのメリット



この新しいツールは、イクシアのチャネルパートナーにとっても大きな利点があります。「ThreatARMOR」を利用することで、顧客のセキュリティチームは不要なトラフィックによる負担を軽減でき、その結果としてリソースの最適利用が可能となります。さらに、プラグ&プレイ形式で導入できるため、短期間で効果を実感できる点も魅力です。

価格と提供時期



「ThreatARMOR」は、イクシアの認定チャネルパートナーを通じて提供され、米国での価格は、4GBのプランが19,995ドルからスタートします。加えて、1年間のATIサブスクリプション料金は2,995ドルとなっています。これにより、企業は強力な防御を手軽に導入できるようになります。

まとめ



イクシアの新製品「ThreatARMOR」は、企業にとって欠かせないネットワーク防防御のソリューションです。サイバー攻撃にさらされるリスクを軽減し、重要なセキュリティ警告に集中できる環境を整えることで、企業の安全性を高めます。これからのネットワーク社会において、akinの取り組みはますます重要になっていくことでしょう。

会社情報

会社名
イクシアコミュニケーションズ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビル 11F
電話番号
03-5326-1948

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