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不二サッシ・不二ライトメタル、サステナブルなアルミ供給契約を締結

不二サッシ・不二ライトメタルとサステナブルパートナーシップ締結

不二サッシ株式会社と不二ライトメタルは、環境意識が高まる中で持続可能な材料供給の重要性を認識し、丸紅株式会社及びリオティント社との間で新たな契約を結びました。この契約では、ニュージーランドのアルミニウム製錬所で生成される低炭素アルミ、ブランド名RenewAl™のビレットを調達することが合意されました。

このRenewAl™は、業界初の試みとして、第三者による認証を受けた低炭素アルミブランドです。具体的には、製錬所レベルでのカーボンフットプリント（スコープ1,2）において、アルミ1トンあたりのCO₂排出量が4トン以下であることが保証されています。このような取り組みは、環境への負荷を軽減するために重要なステップとなります。

また、リオティント社が提供するSTARTサステナビリティ・ラベルにより、製造過程を透明化し、消費者に対して全ての情報をデジタルで提供できるプラットフォームが整備されており、鉱石の採掘から製錬、鋳造に至るまでのさまざまなESG情報へアクセスできるようになります。これにより、企業の活動がどのように環境に影響を及ぼしているかを明確に示すことができ、信頼性の高い情報を基にした選択が可能となります。

不二サッシグループは、2050年にカーボンニュートラルを達成することを掲げており、社会の期待に応える製品作りを追及しています。この目標に向けて、丸紅とリオティントとの中長期的なビジョンを共有し、さらなる低炭素アルミビレットの利用拡大や製品開発に努めています。また、トレーサビリティの強化も図り、持続可能な社会の実現に貢献する企業へと成長していく方針です。

この契約により、不二サッシ・不二ライトメタルは、ビル用サッシやカーテンウォールなどの製品において、低炭素アルミを原材料として使用することが期待されており、製品の受注にあたっても、顧客の要望に応じた提案を行っていくとのことです。これにより、環境に優しい選択肢を提供し、持続可能な建材としての地位を確立することが目指されます。

このように、企業の環境への配慮はこれからのビジネスの鍵となることが明確であり、不二サッシ・不二ライトメタルの取り組みは、その良い例となるでしょう。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。