2025年度の新入社員に贈る期待と成長のメッセージ
2023年、東武トップツアーズで新たな仲間が迎え入れられました。この入社式では、百木田社長が新入社員たちに向けて、希望と期待に満ちたメッセージを伝えました。特に、旅行業界という厳しい環境に立ち向かう若者たちに対する期待が強く感じられ、彼らが新たな挑戦を通じて成長する姿が見えます。
社長は、入社を祝う言葉から始め、就職活動を経て東武トップツアーズを選んでくれた新入社員たちに対し深い感謝の意を表しました。「自然災害や感染症の影響を受けるこの厳しい業界に、強い信念を持って飛び込んでくれたことが嬉しい」と述べ、彼らの決断を称賛しました。
続けて、コロナ禍がもたらしたキャンパスライフの制約について触れ、「その中で得た忍耐力や人を思いやる心は、必ず皆さんの成長に繋がる」と期待を寄せます。新入社員たちには、自己実現を追求し、個々の夢を会社を通じて達成してほしいという強い願いが感じられました。
社長は「当社を代表する1人であることを認識し、誇りを持って仕事に臨んでください」と、自信を持って臨むことの重要性を再確認させました。さらに、収益を確保する中での社会貢献の意義を強調し、コロナの影響下でも連続して最高益を達成した実績を誇りました。
ただ、企業としての課題も訴えました。昨年、行政処分を受けたことを反省の材料とし、コンプライアンスを経営の根幹に置くことの重要性を新入社員たちに伝えました。「同じ間違いは二度と犯しません」との言葉は、リーダーとしての責任感を強く浮き彫りにしました。
社長が新入社員に託した3つのお願いは、これからの成長に向けた大切な指針です。まず一つ目は、会社を自己実現の場にすること。挑戦を恐れず、与えられた仕事に真摯に向き合ってほしいと励まし、経験が未来の財産になることを強調しました。次に、困難な時には周りを頼ることを求め、チームワークの大切さを示しました。「失敗は成長につながる」との言葉は、若者たちに勇気を与えるものでした。
最後に、観光業が日本の基幹産業であることに誇りを持ち、変化に果敢に挑戦する姿勢を求めました。地域に根ざした業務を通じて、お客様のニーズに応えられるよう感性を磨き、観光業の持つ広範な影響力を理解することが求められます。
社長は、「誇れる仕事を」スローガンに掲げ、自らの仕事が家族や地域に誇れるものであるかを考えることの重要性を説きました。そして、「東武トップツアーズがなくてはならない存在になるため、一緒に夢を追いかけよう」と新入社員に激励の言葉を送ります。
新入社員たちは、その後、辞令を受け取った後に新入社員研修を受け、4月中旬から各配属先での業務がスタートします。彼らの今後の活躍が非常に楽しみです。