冬の臨海副都心を彩るアートプロジェクト「ARTBAY ILLUMINATION 2024」

東京都江東区の臨海副都心で、エコでサステナブルなアートイベント「ARTBAY ILLUMINATION 2024 – ARIAKE × WINDSCAPE -」が開催されます。このイベントは、冬の寒い夜にぴったりな、温かみのある光と風のコラボレーションを楽しむ機会です。参加者は、都心の喧騒を忘れ、幻想的なアートの世界に浸ることができるでしょう。

イベントの概要

「ARTBAY ILLUMINATION 2024」は、令和6年12月3日から25日までの間、毎日17時から21時に開催されます。ただし、悪天候の場合は中止または変更されることがありますのでご注意ください。

会場はシンボルプロムナード公園内の石と光の広場。ここでは、エコ&サステナブルな照明「風の穂」が約300本、格子状に配置されます。この照明は、風力のみで輝く革新的なアイテムで、自然のエネルギーを利用した美しい光を放つのです。

「風の穂」とは？

「風の穂」は、電源不要で風力で光るエコな照明装置です。そのデザインはミニマルでありながら、風の力を最大限に生かし、動きのある光を実現しています。使用されている素材には、軽量でしなやかなポリカーボネートが使われ、独自のモーター構造によって、風速2mの微風も捕らえて電力に変換することが可能です。このように、自然の力を利用した照明が、現代の環境問題にも対応しています。

ライティングデザイナーの紹介

このプロジェクトを手掛けるのは、内原智史氏と佐々木楓子氏の二名です。彼らはこれまでにも六本木ヒルズのクリスマスイルミネーションやグラングリーン大阪のライティングデザインを担当してきました。今回のプロジェクトでも、エコ&サステナブルをテーマにした「風の穂」を創案し、地域とアートの共演を実現しています。

イベントの魅力

この「ARTBAY ILLUMINATION 2024」は、近隣の「イルミネーションアイランドお台場2024」や「お台場レインボー花火2024」とともに、冬の臨海副都心を彩る数々のアートイベントの一部となります。特に「イルミネーションアイランドお台場2024」では、15の施設が多彩なイルミネーションで訪れる人々を魅了し、「お台場レインボー花火2024」では冬空に打ち上げられる花火が、地元の人々や観光客を楽しませます。

参加者は、この冬の季節に多くのイベントが重なる臨海副都心の魅力を改めて発見することでしょう。どこか懐かしくも新しい「ARTBAY ILLUMINATION 2024」をぜひ体験してみてください。