カナデビアとクラスター、メタバースでのビジョンを共有
2024年8月、国内最大規模のメタバースプラットフォームを運営するクラスター株式会社は、カナデビア株式会社が運営する新たな仮想空間「Kanadevia Virtual Museum」の構築において、技術支援を行いました。このミュージアムは、普段は目にすることができない社会インフラを実物大で体感できる画期的なスペースとして、多くの人々に新たな理解と体験を提供します。
メタバースで解決するリアルな展示の難題
カナデビア株式会社は、脱炭素社会の実現に向けた様々なプロジェクトに取り組む企業です。しかし、その製品群は全国各地に点在するため、一般の方々が全体像を把握することが難しく、多くの課題を抱えていました。特に、地理的・時間的制約により、全国の施設を一度に見学することができないことや、安全上の理由から立ち入れない場所が多いことは問題です。そこで、クラスターが持つメタバースの技術が活用されることとなりました。
実物大での没入体験と可視化
「Kanadevia Virtual Museum」では、ヘッドマウントディスプレイを使用することで、まるでその場にいるかのような没入感を持って巨大なプラントや設備を体感できます。また、通常は立ち入れないごみ焼却プラントの内部や洋上風力発電設備の構造なども3Dで詳細に可視化されており、参加者は安全に、かつ直感的に理解を深めることができます。このように、物理的な制約を超えた新たな展示方法を実現した点が大きな魅力です。
クラスターのメタバースが可能にする新しい価値
クラスターの代表取締役CEO、加藤直人氏はこのプロジェクトへの関与を大変光栄に思うと述べ、「人々に理解と共感を呼び起こす新しいコミュニケーション形式を提供できた」と語っています。巨大インフラをメタバースで表現することで、企業のビジョンを直接伝えることができる点がこのプロジェクトの大きな意義とされています。
未来の展望
現在、「Kanadevia Virtual Museum」はカナデビアの先端情報技術センターからアクセス可能で、顧客に向けた製品説明として使用されるほか、将来的には一般の方も自由に見学できるように計画されています。クラスターは、今後もこのような革新的な価値を企業と共に創造していくことを目指し、メタバース技術の推進に力を注いでいく方針です。
まとめ
クラスターとカナデビアの協力によって実現した「Kanadevia Virtual Museum」は、単なる展示物を超えた新しい形式の情報発信の場として注目されています。メタバースを通じて、より多くの人たちが社会インフラに対する理解を深め、未来の循環型社会構築への意識を高める契機となるでしょう。