新ウレタン舗装材
2024-10-31 17:58:32

2025年開催 国スポ・障スポでの新ウレタン舗装材 「レオタンαエンボスSF」の魅力

新しい時代のスポーツ施設へ



日本体育施設株式会社(NTS)と三井化学株式会社が共同開発したウレタン舗装材 『レオタンαエンボスSF』が、2025年に開催される「わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ2025」で採用されることが決まりました。この画期的な素材は、発がん性物質「MOCA」を含まず、 environment-friendlyであることから、施設利用者や作業者にとっても安全性が高いのが特長です。

MOCA無配合で安全性を向上



MOCAは、過去に健康リスクが懸念されていた化学物質であり、特に膀胱がんとの関連性が指摘されています。この新しいウレタン舗装材『レオタンαエンボスSF』は、2017年から5年の歳月をかけて開発され、ついに2021年に実用化されました。これにより、製造や施工に関わる人々の健康リスクを大幅に低減することが可能になりました。

世界陸連(WA)認証による高性能



『レオタンαエンボスSF』は、世界陸連(WA)の性能規格に適合しており、この素材を用いることにより、アスリートにとって快適で安全な競技環境を提供します。表面が凸凹で仕上げられているため、滑らかな走行感を実現し、競技者は最高のパフォーマンスを発揮できるのが魅力です。特に、耐摩耗性や引裂き強度に優れているため、さまざまな競技での使用が期待されています。

環境への配慮



持続可能性が重視される中で、『レオタンαエンボスSF』は環境に配慮した設計となっています。シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)を含まないため、使用する全ての人々にとって安全な空間を提供します。このような配慮は、NTSと三井化学の企業理念にも合致しており、両社は健康で持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

低コスト・短期間のメンテナンス



『レオタンαエンボスSF』を使用した競技場では、メンテナンス費用の低減と工事期間の短縮が可能になります。表面の摩耗に対する切削オーバーレイ工法を採用しており、従来の方法に比べて経済的かつ迅速にリニューアルが可能。これにより、施設の利用頻度が向上し、様々な用途での活用が期待されます。

幅広い用途



この新しいウレタン舗装材は、陸上競技場だけでなく、公園や学校の運動場、多目的グラウンドなどにも幅広く活用されることが見込まれています。また、リハビリテーションスペースや幼稚園の園庭などでも安心して導入できるため、地域貢献にもつながります。

受賞歴と今後の展望



『レオタンαエンボスSF』は、すでに2022年の都市公園等コンクールで日本公園緑地協会会長賞を受賞しており、その評価は高まっています。2024年にはスポーツファシリティーズ大賞でも受賞が期待されています。両社とも、今後も持続可能で安全なスポーツ環境の実現に向けた取り組みを続ける考えです。

まとめ



日本体育施設と三井化学が開発した『レオタンαエンボスSF』は、国際的に認められた高性能なウレタン舗装材であり、2025年の国スポ・障スポの誘致に貢献します。発がん性物質「MOCA」を含まない安全な素材として、利用者や作業者の健康を守るだけでなく、環境への配慮もなされている。今後の普及が期待されるこの素材は、持続可能で安全なスポーツ施設の実現に向けた一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
日本体育施設株式会社
住所
東京都中野区東中野3-20-10
電話番号
03-5337-2611

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