マックイーンが描くロンドンの反逆的な魅力 - 2024年秋冬キャンペーン公開
アレキサンダー・マックイーンは、2024年秋冬キャンペーンを公開しました。ロンドンを舞台に、若者たちの反逆的な魅力と、その街のエネルギーを捉えたキャンペーンは、クリエイティブ・ディレクターのショーン・マクギアーのビジョンを体現しています。
「マックイーンはロンドン生まれのブランドで、私が深く愛着を持っているロンドンのイメージを常に体現してきました。マックイーンには、ここで目にする多彩なキャラクターたちによって突き動かされる、とても直感的なエネルギーがあります。街の空気を揺さぶり、緊張感に深く寄り添う厳しさと生々しい感覚によって、私はこのエネルギーに生命を吹き込みたいと思っています。ポエティックで原始的、力強くてリアルに感じられるもの。人々から生まれるもの。私はそこに光をもたらしたいと考えています。」とショーン・マクギアーは語っています。
イーストロンドンを背景にしたキャンペーンでは、コンクリートの壁や広々とした通りを行き交う、個性的な若者たちの姿が映し出されています。彼らのスタイルは、触覚的で、捻りが利いていて、緊張感に満ち溢れています。
デニムの縫い目や、砕いたジェットストーンがちりばめられたシャープなスーツの胸元からは、動物的な豪華さが溢れ出ています。メタル製のTバーバックルの冷たい感触がリッチな質感のオックスブラッドレザーに映えるスリングバッグは、体にぴったりフィットするようにストラップが付いています。同じバックルがフリンジローファーにも用いられ、垂れ下がる細いフリンジをホールドしています。
拘束され、繭のように包まれた彼らのユニフォームは、基本的な本能のために作られています。大きなシアリングに包まれた官能的な喜びが、モダンライフのハードな断片と衝突し、ロンドンの気まぐれを表現しています。
ショーン・マクギアーについて
マックイーンのクリエイティブ・ディレクターであるショーン・マクギアーは、1988年ダブリン生まれのアイルランド人です。2014年にロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業し、ファッションの修士号を取得しました。2023年にマックイーンに加わる前は、JWアンダーソンでレディ・トゥ・ウェアのヘッドデザイナーを務め、それ以前はドリス ヴァン ノッテン、ユニクロ、バーバリーにも携わっていました。
マックイーンについて
アレキサンダー・マックイーンは、1992年にリー・アレキサンダー・マックイーンによって創立された英国のラグジュアリーファッションブランドです。2001年にケリング・グループの傘下に入り、2023年12月よりショーン・マクギアーがクリエイティブ・ディレクターを務めています。
アレキサンダー・マックイーンは、個性や破壊的な力強さ、原動力の表現を特徴としています。ロンドンにデザインスタジオとアトリエを構え、妥協のない品質とクリエイティブなビジョンがブランドを支えています。
CREDITS:
Creative Director: Seán McGirr
Art Director: Christopher Simmonds
Photographer: Glen Luchford
Stylist: Marie Chaix
Make-Up: Daniel Sallstrom
Hair: Gary Gill
Nails: Ama Quashie
Production: MAI Production
Characters: Awwal Adeoti, Libby Bennett, Sara Caballero, Nyajouk Gatdet, Reuben Larkin, Long Li, Bebe Parnell, Aryan Patel, Owen Ruppersburg, Canlan Wang