2025年1月、株式会社メディアシークが運営するアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」内で実施された「アイコニット・リサーチ」は、総勢21,985名を対象に「MBTI診断」として知られる「16タイプ性格診断」に関する調査を行いました。この調査結果から、MBTI診断の実施状況やユーザーの意識についての興味深いデータが浮かび上がっています。
まず、MBTI診断を受けたことがあると回答した人はわずか16%であり、87%もの人が一度も受けたことがないと答えました。この結果は、MBTI診断が一般的に広く知られているものの、実際に受けたことがある人は非常に少数派であることを示唆しています。
さらに、複数回診断を受けた場合の結果についての質問では、すべて同じ結果が出たと答えたのはわずか2%。ほとんどの回答者は、診断結果にばらつきがあるか、一度も受けたことがないとしています。診断結果が当たっていると感じる人は1%に過ぎず、「だいたい当たっている」と感じる人も4%にとどまり、全体的に診断が信じられている様子は見受けられません。
診断の認知経路についても興味深い結果が得られました。最も多い回答は「SNS・ブログ」からの情報で、続いて「友人・知人から」「家族から」といった人との繋がりを通じて知る人が多いようです。最下位には「職場や学校」での情報がありますが、これも興味深い点です。情報社会において、SNSの影響力が強いことが浮き彫りになっています。
この調査結果は、MBTI診断の認知度と実施状況、診断結果に対する信頼性を探る上で非常に貴重なデータを提供しています。今後、MBTI診断を受ける人が増えるかどうかは、SNSなどの普及とともに変わってくるのかもしれません。診断がどのように受け入れられていくのか、非常に興味深い課題です。
また、アプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」は、累計3,600万ダウンロードを突破しており、その機能性と使い勝手の良さから、多数のユーザーに支持されています。さらに、「アイコニット・リサーチ」は一日で2万以上の回答を迅速に集めることができる便利なサービスとして、今後も多くのユーザーに利用されることが期待されます。
今回のMBTI調査結果から、性格診断の未来やユーザーの興味についても考察する良い機会となりました。これからのMBTI診断がどのように発展していくのかを注視していきたいです。