ガンバ大阪、手話シャツのサイン入りチャリティーオークションを開催

ガンバ大阪、手話シャツのチャリティーオークションが開始

ガンバ大阪とデンマークのスポーツブランド、hummel（ヒュンメル）が共同で展開した手話シャツが、聴覚障がい者支援のためのチャリティーオークションに登場しました。このオークションは、9月19日から21日の間、HATTRICK Auctionにて開催され、収益がホームタウン地域の聴覚障がい者支援に寄付されることとなっています。

手話シャツの特徴

この手話シャツは、9月13日に行われた明治安田J1リーグ第29節「ガンバ大阪vs浦和レッズ」において、選手たちが入場時に着用しました。テーマは「心の旗を振ろう」で、シャツには揺れる旗をイメージしたデザインが施されています。表面にはGAMBAの指文字とアルファベットが表記され、背面にはクラブスローガン「BE THE HEAT, BE THE HEART」や、「青い炎」、「熱狂」の手話サインがあります。これは、ただのファッションアイテムにとどまらず、聴覚障がい者の方々への深い理解と支援の意志が込められたものとなっています。

フェアプレー宣言とその意味

試合開始前には、ガンバ大阪のキャプテン、宇佐美貴史選手がフェアプレー宣言を行い、「サッカーやスポーツに暴力や暴言は不要です。誰もが安心して楽しめる権利を持っていることを忘れずに、差別や暴力のない社会を作っていきましょう」と力強く訴えました。この言葉は、サッカーが持つ力や意義を再認識させてくれるものです。

オークションの詳細

手話シャツの販売はすでに終了していますが、選手サイン入りの手話シャツについてはオークションを通じて入手することが可能です。オークションの詳細は以下の通りです：

- オークションサイト: HATTRICK Auction
- 開催期間: 2025年9月19日（金）18時～ 9月21日（日）22時
- 開始価格: 10,000円からスタート

このオークションは、ただ手話シャツを手に入れるだけでなく、地域社会のための大切な支援活動に直接つながる機会として、大変意義深いものです。手話シャツが持つメッセージと共に、ガンバ大阪の活動を応援するチャンスとも言えるでしょう。

ガンバ大阪とhummelの歩み

ガンバ大阪は、1980年に創設され、サッカーJ1リーグでの活躍が期待されるクラブチームです。特に北摂地域を活動エリアとしており、数々のタイトルを獲得してきました。hummelは、スポーツブランドとして100年の歴史を持ち、独自のブランドストーリーを展開しながら、スポーツを通じて世界を変えることをビジョンとしています。この二つのブランドが手を組むことで、サッカーの楽しさと共に、社会的な課題解決にも寄与する姿勢が際立っています。

まとめ

このチャリティーオークションは、選手たちのサイン入りの特別なアイテムを手に入れるだけでなく、聴覚障がい者支援の一助となる、2つの意味を持つイベントです。選手たちの思いが込められた手話シャツに込められたメッセージを、ぜひ一緒に広げていきましょう。ガンバ大阪とhummelが提供するこの特別な機会をお見逃しなく！