「おばけのマール」と素敵なアイヌ語の世界へようこそ!国立アイヌ民族博物館の特別展
北海道白老郡白老町にある国立アイヌ民族博物館では、2024年3月16日(土)から5月12日(日)まで、絵本『おばけのマール』シリーズをテーマにした特別展「ミナ ミナ おばけのマールとすてきなことば 展」が開催されます。
この展覧会は、人気絵本シリーズ『おばけのマール』の世界を、原画や制作資料、そしてデジタルアートを駆使した体験型展示を通して、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
絵本『おばけのマール』の世界
札幌生まれのおばけ、マールが北海道各地を冒険する『おばけのマール』シリーズ。2005年の第1作から始まり、現在までに12作が刊行されている人気シリーズです。この展覧会では、シリーズ作品の中から、特にウポポイ(民族共生象徴空間)を舞台にした『おばけのマールとすてきなことば』をメインに展示されます。
絵本に登場する札幌市円山動物園、北海道立三岸好太郎美術館、札幌市時計台、そしてウポポイなど、北海道の様々な場所が舞台となっているため、北海道の魅力を再発見できる機会にもなるでしょう。
アイヌ文化との出会い
『おばけのマールとすてきなことば』では、アイヌ語がふんだんに使われています。「イランカラプテ(いらっしゃいませ)」、「イヤイライケレ(ありがとう)」など、日常で使える言葉も紹介されています。
展覧会では、これらのアイヌ語を楽しく学べる体験型デジタルアートコンテンツも用意。株式会社ネイキッドによる美しい映像とインタラクティブな演出で、アイヌ語の世界を五感で体感できます。
さらに、絵本に登場する民具なども展示され、アイヌ文化への理解を深めることができます。
参加型コンテンツでさらに楽しく
来場者が自由にアイヌ語を書いて飾れる「すてきなことばの木」など、参加型のコンテンツも充実。来場者みんなで作り上げる、特別な空間を体験できます。
イベントも盛りだくさん
会期中には、なぞときゲームや絵かき教室、読み聞かせなどのイベントも開催予定です。家族で楽しめる企画が満載なので、ぜひご参加ください。
まとめ
「ミナ ミナ おばけのマールとすてきなことば 展」は、絵本の世界を楽しみながら、アイヌ語やアイヌ文化に触れられる、貴重な機会となるでしょう。北海道を訪れる際には、ぜひ国立アイヌ民族博物館に足を運んでみてください。
開催概要
名称: ミナ ミナ おばけのマールとすてきなことば 展
会期: 2024年3月16日(土)~5月12日(日)
会場: 国立アイヌ民族博物館 特別展示室
観覧料: ウポポイ入場料に含まれます。
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ウェブサイト: https://nam.go.jp/exhibition/floor2/special/marl2024/
※開館時間、休館日などは公式サイトをご確認ください。