愛知・京都・長崎の職人が贈る「バーミキュラ テーブルウェア」
愛知ドビー株式会社が7月15日から先行予約を開始する「バーミキュラ テーブルウェア」は、2025年7月23日から発売されます。この新しいテーブルウェアは、日常生活に彩りを添えることをコンセプトに、多様なデザインと色を取り揃えています。全27型、4色のラインナップで構成されたこの器たちは、ろくろ成形による柔らかな曲線で、どれも手に取りやすく、使いやすいのが特長です。
「手料理と、生きよう。」というブランドスローガンを掲げるバーミキュラは、素材の本質を最大限に生かし、料理のおいしさと楽しさを伝えることに注力しています。この理念は、ただ料理を行うだけでなく、その料理を美しく器に盛り付けて目でも楽しむことを重要視しています。そうすることで、毎日の食卓に笑顔があふれることを目指しています。これらの価値観を反映し、各地の職人たちが1つの器を作り上げるプロジェクトが始まりました。
このプロジェクトでは、京都・清水焼の窯元「TOKINOHA」と長崎・波佐見焼の「aizengama」、そして愛知の職人たちが協力し合っています。清水焼の清水氏は、器のデザインと釉薬作りを担当し、藍染窯の樋渡氏が実際の焼き上げを行いました。その過程では、それぞれの職人が持つ技術と独自の価値観が交わり、一つの形に収束していきます。
特に今回のテーブルウェアは、釉薬の「ゆらぎ」を特徴とし、偶然の美しさを表現しました。ひとつとして同じものはなく、どの器も独特の個性を持っています。釉薬は複数の土を組み合わせることで、陶器の温もりと磁器の強度を兼ね備えることに成功しました。食洗機や電子レンジにも対応しており、実用性も兼ね備えています。
器の裏面にはバーミキュラのマークが刻印されており、これは食卓を囲む楽しさを象徴する5つの「V」で形成されています。この新テーブルウェアは、バーミキュラのブランドの中で新たな柱となることが期待されています。
また、バーミキュラはサステナビリティにも配慮し、割れてしまった器を引き取るサービスを提供。金継ぎを施して新たな器として販売することで、無駄を減らした取り組みを行っています。これに参加したお客様には、新たにバーミキュラ テーブルウェアを購入する際に使えるチケットも用意されています。
さらに、バーミキュラの公式ウェブサイトには、料理家やシェフ、フォトグラファーたちによる盛り付け提案が掲載されています。これらの提案は、使い勝手の良さをさらに引き立て、食卓の楽しみを広げるヒントが満載です。
最後に、愛知ドビーの歴史は長く1960年から続く老舗鋳造メーカーであり、今回のテーブルウェアは、メイド・イン・ジャパンの技術が詰まった自信作です。「バーミキュラ」と共に、豊かな食生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。