岡山大生、南米交流大使に
2025-09-05 03:02:22

岡山大学生がブラジル移住115周年を祝う南米交流大使に任命

岡山大学の学生が「晴れの国南米交流大使」に任命



2025年にブラジル移住115周年を迎える中、岡山大学(以下、岡大)から3人の学生が「晴れの国南米交流大使」に任命されました。この委嘱式は、岡山県庁にて2025年8月7日に行われ、学生たちは岡山県の「令和7年度南米次世代交流プログラム」の一環としての役割を担うことになります。

所属学生とその意気込み



選ばれたのは大学院教育学研究科の岩淺明寿香さん、経済学部の岸本理沙さん、同じく経済学部の入江陽太さんの3名です。彼らは参加者の中から厳選され、今年の交流プログラムの大使として、岡山とブラジルの絆を深める活動に取り組むこととなります。

委嘱式では、岡山県知事の伊原木隆太氏が学生たちに祝辞を述べ、「岡山のことを思ってくれる人がいるということはとてもありがたいことです。ぜひ、地球の反対側での交流を存分に楽しんでください」と激励しました。これに対して岩淺さんは代表として感謝の意を述べつつ、「私たち若い世代が引き継ぎ、未来へつなげていきます」と力強く語りました。

ブラジルでの活動内容



学生たちは2025年8月14日から20日までの間、ブラジル・サンパウロを訪れます。この訪問中には、県人会との懇談や開拓先没者慰霊碑への参拝、日本移民資料館の見学、115周年記念式典への参加など予定されています。また、現地の大学生との交流イベントやホームステイも計画されています。これにより、異文化の理解を深める良い機会となるでしょう。

式典では、岡山の伝統舞踊である「うらじゃ」を披露し、訪問先の方々に岡山の魅力を伝える予定です。学生たちは新たな経験として、ブラジル文化との交流も楽しみにしています。

活動の今後について



帰国後は、報告会が予定されており、そこでの活動内容をSNSを通じて広く発信することになります。この取り組みを通じて、南米にいる岡山県人会とのさらなる交流や、地域を越えた文化の架け橋となることを目指しています。岡山大学の特色ある研究や活動が、地域の中核としての役割を果たしていくことが期待されます。

岡山大学は、今後も国際交流を促進し、持続可能な未来に向けた教育・研究活動を続けていきます。特に、若い世代の視点を大切にし、地域とグローバルな視点を両立させる取り組みに力を入れていく姿勢が求められています。地域の未来を共創し、革新を生み出す研究大学として岡山大学のさらなる成長に目が離せません。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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