ダイハツ、国際福祉機器展に出展
ダイハツ工業株式会社は、2025年10月8日から10日まで、東京ビッグサイトで開催される「第52回 国際福祉機器展 H.C.R.2025」に参加します。この展示会はアジア最大規模の福祉機器の総合展示会であり、ダイハツはお客様の生活を豊かにすることを理念に、多様な福祉車両やモビリティサービスを紹介します。
ダイハツの「フレンドシップシリーズ」
ダイハツは「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」を企業理念とし、福祉車両のラインナップ「フレンドシップシリーズ」を展開しています。このシリーズでは、利用者の介護状況に応じた様々な商品を提供しており、結果として軽福祉車両部門でシェアNo.1を獲得しています。これらの福祉車両は、利用者が安心して移動できるよう設計されており、地域社会と高齢者のニーズに対応したサービスを展開しています。
展示内容
H.C.R.2025では、ダイハツが自社のダイナミックな取り組みを披露します。出展内容には、車いす移動車や昇降シート車などの福祉車両が4台並び、2025年8月に新発売される「e-SNEAKER」という近距離移動をサポートする歩行領域モビリティも含まれます。これにより、福祉介護の現場における新たな選択肢を提示し、利用者やその家族の負担を軽減します。
モビリティサービスの強化
ダイハツは、展示会内で「らくぴた送迎」や「ゴイッショ」などのモビリティサービスを紹介します。「らくぴた送迎」は、2025年10月に大幅にリニューアルされ、複雑化する福祉介護の送迎ニーズに対応するもので、ユーザーの利便性向上を目指しています。「ゴイッショ」は、共同送迎サービスとして2022年から提供を開始し、地域社会での福祉支援を強化しています。
今後の展望
ダイハツは今後も、福祉介護に特化した商品の開発とサービスの提供を通じて、モビリティ社会の実現に貢献していく方針です。「モノづくり」と「コトづくり」という2つのアプローチを両立させ、お客様の生活をより豊かにするための取り組みを強化していくことを宣言しています。これにより、すべての人が自由に移動できる社会の実現を目指しており、福祉介護の分野においてもさらなる革新が期待されます。
ダイハツの出展を通じて、福祉の未来に向けた新たな一歩が期待されます。これらの取り組みを通じ、より多くの人々が安心して移動できる環境が整うことでしょう。