介護が1位!仕事がきつそうな職種ランキング
株式会社レビューが運営する情報メディア「さぶろぐ」が、10代以上の男女100人を対象に「仕事がきつそうな職種」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、1位は「介護」となりました。
介護職は、高齢者の身体介護や生活介助など、24時間体制でサポートが必要な仕事です。アンケートでは、夜勤や体力的に負担のかかる作業、高齢者の認知症対応など、肉体的・精神的な負担が大きいという意見が多数寄せられました。
2位は「建設関連」、3位は「医療」と続き、肉体労働や責任の重さ、長時間労働などが、仕事がきついと感じられる要因として挙げられました。
各職種の厳しい労働環境
介護
「介護」は、1位に選ばれたように、多くの回答者から「きつい」という声が集まりました。
24時間体制での勤務で、夜勤もあるため、生活リズムが崩れやすいという声
高齢者の身体を持ち上げたり、車椅子を押したりする力仕事が多く、腰痛などのリスクが高いという声
認知症の症状が進む高齢者への対応など、精神的な負担も大きいという声
建設関連
「建設関連」は、危険な作業や肉体労働のイメージが強く、仕事がきついと感じられるようです。
高所や足場の悪い場所での作業など、危険を伴う作業が多いという声
重いものを運んだり、長時間立ち仕事をするなど、体力的に負担が大きいという声
炎天下での作業など、過酷な環境での仕事が多いという声
医療
「医療」は、患者の命を預かる責任の重さや、長時間労働などが、仕事がきついと感じられる要因です。
患者の容態が急変した場合、プライベートの時間でも対応しなければならない場合があるという声
常に患者の状態に気を配り、精神的な負担が大きいという声
医療現場では人手不足が深刻で、長時間労働や休暇が取りにくいという声
飲食
「飲食」は、立ち仕事や長時間労働、薄利多売などが、仕事がきついと感じられる要因です。
立ち仕事が多く、長時間労働で体力的にも負担が大きいという声
土日祝日も休めず、プライベートの時間を取りにくいという声
給与が低く、労働に見合った報酬を得られないという声
運送
「運送」は、長時間運転や、生活リズムの乱れなどが、仕事がきついと感じられる要因です。
長距離運転で、疲労が蓄積しやすいという声
夜間運転など、不規則な勤務時間のため、生活リズムが崩れやすいという声
重い荷物を運ぶなど、体力的に負担が大きいという声
清掃
「清掃」は、肉体労働や、精神的に負担のかかる作業が多いと感じられるようです。
汚物処理など、精神的に負担のかかる作業があるという声
細かい作業が多く、集中力が必要なため、体力的に負担が大きいという声
労働に見合った報酬が得られないという声
IT
「IT」は、長時間労働や、精神的なプレッシャーなどが、仕事がきついと感じられる要因です。
システム開発など、納期までに間に合わせるためのプレッシャーが大きいという声
長時間労働が当たり前で、休みが取りにくいという声
常に新しい技術を学び続ける必要があり、精神的な負担が大きいという声
小売
「小売」は、休みの日も仕事があるなど、プライベートの時間を取りにくいという声が多く寄せられました。
土日祝日も休めず、プライベートの時間を取りにくいという声
接客業で、お客様からのクレームに精神的に疲れるという声
給与が低く、労働に見合った報酬が得られないという声
まとめ
今回のアンケートでは、介護、建設関連、医療など、多くの職種で肉体的・精神的な負担が大きいという結果になりました。
仕事を選ぶ際には、労働環境や将来性などをよく調べて、自分にとって本当に合った仕事を見つけることが大切です。