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大阪に位置するランボルギーニ大阪で、特別な瞬間がついに訪れました。アウトモビリ・ランボルギーニの初となるハイブリッド・スーパースポーツカー「Sián FKP 37」という名の車両が、日本での納車を果たしました。これは日本での第一号となり、長い時間を経てオーナーの元へ届けられることとなりました。

オーナーは、この特別な車両を製造するために、ランボルギーニの専属スタッフと密にやり取りを重ね、オーダーしていたのです。約9,700キロメートルの距離を直行便で運ばれ、遂にこの特別モデルが日本の地に到着しました。納車は、ランボルギーニ大阪の神戸サービスセンターで行われ、ここでは認定されたTechnicianによる厳格なチェックが行われました。

納車後、ランボルギーニ大阪のゼネラルマネージャーである金子圭介氏は心の内を語りました。「2019年の発表から2年半の歳月を経て、ようやくオーナー様の元にお届けすることができ、私たちスタッフも安堵しています」と述べました。この間、COVID-19の影響によるイタリアのロックダウンや、日本国内の厳しい状況が重なり、納車が延びることになりました。木箱から現れたSiánは、彼にとって感無量の瞬間だったと語られています。

Sián FKP 37は、世界初のスーパーキャパシタ技術を採用したハイブリッドカーで、ランボルギーニのコアな性能と新しいマテリアルテクノロジーを組み合わせたユニークな一台です。Siánという名称は、ランボルギーニの本社が位置するボローニャ地方の方言に由来し、「稲妻の閃光」という意味を持っています。

この車両は、820馬力の出力を誇り、V12エンジンを搭載。特筆すべきはパワーウェイトレシオが史上最小で、0-100km/hの加速はわずか2.8秒という驚異的なパフォーマンスを実現しています。最高速度は350km/hを超え、専用のピレリPゼロタイヤによってその真価を発揮します。また、各オーナーは「Lamborghini Centro Stile」と「Lamborghini Ad Personam」を通じて、独自のカスタマイズが可能であり、限られた63台全てが完売されています。

ランボルギーニ大阪は、2004年から株式会社光岡自動車の正規ディーラーとして営業を開始し、広大な敷地に3フロアのショールームと11ベイのサービスセンターを有する、アジア最大のランボルギーニディーラーとして知られています。過去17年にわたり築かれた技術力は、現行の「Aventador」「Huracán」「URUS」に留まらず、クラシックモデルの整備にも対応し、関西エリアで高い信頼を得ています。特別なハイブリッドスーパースポーツカー「Sián FKP 37」の納車を通じて、さらに多くのオーナーに喜びを提供できることでしょう。

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