中銀カプセル宿泊体験
2024-07-09 13:11:24

中銀カプセルタワービルが蘇る!「泊まれるカプセル」が横須賀に誕生、内装デザイン4案決定&ファンド募集開始

かつて銀座にそびえ立ち、人々の心を魅了した中銀カプセルタワービル。2022年に惜しまれつつ解体されたそのカプセルが、新たな形で蘇る。神奈川県鎌倉市の株式会社エンジョイワークスは、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトと協力し、2024年冬に横須賀市にある長井海の手公園「ソレイユの丘」に「泊まれるカプセル」として、カプセルヴィレッジを開業する。

今回、開業に向けてカプセルの内装デザインを公募した結果、142名のエントリーから4案が選ばれた。小学生から70代まで、幅広い世代が「カプセル」への思いを込めてデザインを提案したという。選ばれた4案は、それぞれ個性的なコンセプトで、現代におけるカプセルの可能性を追求している。

たとえば、石橋知美さんの「ハレとケ -日常を仕舞い、何も無い贅沢を楽しむ方丈-」は、デジタル社会で疲弊した現代人が、デジタルから離れて自分と向き合う時間を提供する空間を提案している。奥野幹さんの「洞(うろ)」は、大木の洞窟をイメージした空間で、自然と一体になれるようなやすらぎを提供する。岸田佳晃/井辺陽子/小林佑輔さんの「Horizon Capsule - 風景を取り込むカプセルホテル -」は、黒川紀章のメタボリズム思想を投影したアートとして、カプセルを展示するという斬新な発想だ。早坂直貴/斧田裕太/中村一翔さんの「Off Pod」は、情報過多の現代において、あえて情報から遮断された空間を提供することで、新たな発見や気づきを与えてくれる。

これらの個性豊かなカプセルは、それぞれに魅力的な空間を提供し、宿泊客に忘れられない体験を提供してくれるだろう。

さらに、このプロジェクトでは、「カプセルオーナーになれる!」ファンドを募集する。このファンドを通じて、誰でもカプセルヴィレッジのオーナーとなり、このプロジェクトを応援することができる。

投資家には、リターンに加えて、投資家限定の特典も用意されている。過去にも中銀カプセルタワービルのカプセルをリノベーションして賃貸事業を行うプロジェクトで、ファンドを活用した事例があり、多くのカプセルファンが投資に参加した。

カプセルヴィレッジは、単なる宿泊施設ではなく、中銀カプセルタワービルの歴史と未来を繋ぐ象徴的な場所となるだろう。ファンドを通じて、このプロジェクトに参加し、未来の「泊まれるカプセル」を創り上げていく。

詳細は、エンジョイワークスのウェブサイトやSNSで発信されるので、ぜひチェックしよう。


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