AKKODiSが日本マイクロソフトのプログラムに参画
AKKODiSコンサルティング株式会社は、日本マイクロソフトが展開するデジタル人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan」に参加しました。このプログラムは、AIやデジタルテクノロジーの急成長に伴う男女格差を解消し、女性の開発者や創業者の育成を支援します。
参画の目的と背景
日本は少子高齢化が進行し、労働力人口の減少が深刻な課題となっています。特にIT業界では2030年までに約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。現在、日本のIT業界における女性の比率は16.9%と、OECD38ヵ国中22位という低さです。この状況を受け、AKKODiSはデジタル人材育成に注力し、男女格差を解消し、多様性のある職場環境の実現を目指しています。
大きな目標の一つは、2027年までに女性AIエンジニアやMicrosoft 365 Copilotを活用できる人材を育成することです。AKKODiSはパートナー企業や団体と協力し、30万人へのスキリング機会を提供します。
プログラムの具体的な取り組み
AKKODiSの参画内容には、以下の項目が含まれます。
1.
キャリア機会の提供
CWBJプログラムの修了生に、インターンシップや就職機会を案内します。
2.
共同イベントの開催
ハッカソンなどの課題提供・審査員・賞品提供を通じて、業界の活性化を図ります。
AKKODiSコンサルティング株式会社の代表取締役社長である川崎健一郎氏は、「日本マイクロソフト社とともに、AI技術の普及や女性のリスキル支援を進め、社会のデジタルスキル向上に貢献します」と述べ、DE&I(多様性、公平性、包括性)を進めていくことを強調しています。
AKKODiSのビジョン
AKKODiSは「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」をビジョンに掲げ、デジタル技術を駆使し、企業や地域社会の変革を推進します。7,000名を超える専門家が、現場のニーズに応じたアプローチを取り入れ、企業の生産性向上とAIトランスフォーメーションの実現をサポートします。
AKKODiSについて
AKKODiSは、デジタル技術とエンジニアリングを融合させたソリューションを世界30ヵ国で展開しています。日本法人は、組織内部からの変革を促進し、世界規模のビジネスをクライアントと共に創出する活動を行っています。さらに、デジタル人材の育成に力を入れ、特に女性活躍推進を強化することで、業界全体の底上げを目指しています。
まとめ
AKKODiSと日本マイクロソフトの協力により、デジタル人材の育成が加速し、多様な人材が活躍できる社会を実現することが期待されます。今後の展開に注目です。