進化を遂げたカワサキのレトロスポーツ「Z900RS」シリーズが登場

進化を遂げたレトロスポーツ「Z900RS」シリーズ

カワサキモータースジャパンが2026年2月14日より発売する新型「Z900RS」シリーズは、レトロスポーツモデルの代表格として期待が寄せられています。このモデルは、1960年代後半に誕生した「カワサキ900スーパー4」(通称:Z1)の血統を受け継ぎ、クラシカルな美しさと現代的なパフォーマンスを絶妙に融合しています。

新たな進化を遂げた「Z900RS」

Z900RSシリーズでは、エンジン、シャーシ、電子制御の各分野での改良が行われ、より快適で洗練された操縦感が実現されています。新たに搭載されたETV（電子制御スロットルバルブ）は、低回転域での滑らかな加速を可能にし、高回転域では力強い走りを提供します。また、IMUを活用したKCMF（カワサキコーナリングマネジメントファンクション）やシフトアップ／ダウンに対応したKQS（カワサキクイックシフター）、エレクトロニッククルーズコントロールなど、ライダーをサポートする先進技術も採用されています。

特別な「Z900RS SE」

「Z900RS SE」は、標準の「Z900RS」よりも一段階アップグレードされたモデルで、その本体は1,837,000円（消費税込み）。このモデルはハイグレード版として、精密なブレーキ性能を持つブレンボ製ブレーキパッケージや、オーリンズ製のリヤサスペンションを装備しています。これにより、よりスポーティで快適な走行が可能になります。また、外観にもこだわりがあり、専用のサイドカバーエンブレムやゴールドカラーのフロントフォークが、その特別感を一層引き立てます。

ブラックアウト仕様の「Z900RS Black Ball Edition」

「Z900RS Black Ball Edition」は、圧倒的な存在感を持つオールブラックのスタイルが特徴です。ブラックで統一された各部品が統一感を持ち、視覚的なインパクトを持たせています。このモデルは、1,529,000円（消費税込み）で、発売日は「Z900RS」シリーズと同じく2026年2月14日です。

カフェレーサースタイルの「Z900RS CAFE」

「Z900RS CAFE」は、カフェレーサースタイルを取り入れたモデルで、魅力的なフロントカウルが特長的です。このデザインは、風の抵抗を軽減し、スポーティな印象を与えます。価格は1,540,000円（消費税込み）で、同じく2026年2月14日に発売されます。各モデル各々異なる魅力を放ちつつも、共通してZの哲学を受け継ぐ存在として位置付けられています。

結論

カワサキの「Z900RS」シリーズは、レトロと最新技術の見事な調和を体現し、新たなモデルが登場することでさらなるファンを魅了することでしょう。特に、クラシカルな外観でありながらも、現代的な走行性能を兼ね備えたその姿は、多くのライダーにとって魅力的な選択肢となります。今後の展開にも期待が高まります。

最新情報が気になる方は、カワサキモータースジャパンの公式ウェブサイトをご覧ください。