新潟の酒蔵見学をオンラインで体験する新サービスがスタート

新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活様式は大きく変わりました。この新しい状況の中で、今代司酒造はオンラインでの酒蔵見学を提供するサービス、「酒蔵見学オンライン下見ツアー」を開始しました。これは、特に旅行代理店向けに、予約制で平日の午前11時から実施される新しい形の酒蔵見学です。

オンライン酒蔵見学の特徴

このサービスでは、スタッフが実際の見学コースをスマートフォンで撮影しながら酒蔵の内部を案内してくれます。参加者はリアルタイムでテイスティングやショッピングの様子などを視覚で確認しながら、質問をすることも可能です。これにより、訪問前に酒蔵の詳細をチェックできるため、遠方から出張する手間が省けます。

このオンラインツアーは一日一社限定で運営されるため、参加者はじっくりと情報を得ることができ、より具体的な準備や企画を考えることができます。特に、団体ツアーを企画している旅行会社にとっては、事前の下見がオンラインでできる利便性は非常に有用です。

新潟県の酒蔵としての使命

今代司酒造は1767年の創業以来、新潟県の酒蔵数の多さとその玄関口の役割を担ってきました。新潟駅から近く、観光名所としても知られています。また、毎日無料の酒蔵見学を行い、15種類以上の酒をテイスティングできるコーナーも設けています。新型コロナウイルスの影響下でも、感染症対策を万全に整備し、さらなる訪問者の接待に備えています。

新サービスの背景

旅行代理店担当者からは、今後の観光業再開に向けた事前下見の必要性が指摘されており、特に遠方からのアクセスが難しくなっている中で、オンライン見学の要望が高まりました。これに応じて、今代司酒造は「オンライン下見ツアー」を開始。この新サービスでは、各旅行代理店の要望を受け止め、個別に対応する機会を設けています。これにより、よりカスタマイズされた体験を提供し、今後の酒蔵見学の質を向上させるきっかけを創出します。