人を中心とした経営を支援するつむぎ株式会社の取り組み

おおこうち内科クリニックが目指す「いい会社」づくり

愛知県稲沢市に位置するおおこうち内科クリニックは、近年、注目を集める医療機関です。糖尿病をはじめとした専門治療を行う同クリニックは、2012年の開業当初は経営破綻寸前の危機に直面しました。しかし、その苦境を乗り越える中で、人を大切にした経営方針を掲げるようになりました。これは、同クリニックが「患者様の満足度を上げるためには、まずはスタッフの満足度を上げることが重要」という理念を大切にしているからです。

パーソナル“ブランドブック”の提供

おおこうち内科クリニック様は、つむぎ株式会社から提供されたパーソナル“ブランドブック”を通じて、会社全体の魅力を再発見しています。この“ブランドブック”は、各スタッフのストーリーを一冊にまとめ、見える化するツールです。これにより、各人の強みやリソースを最大限に活かすことができ、人的資本経営が実現されます。

スタッフ育成の取り組み

同クリニックでは、スタッフひとり一人の挑戦を応援するために様々な施策を実施しています。ユニークな大臣名を各スタッフにつけ、それぞれの得意分野を明確にすることで、意欲的に業務に取り組む環境を整えています。また、感謝の意を示すための“ありがとうカード”を導入し、コミュニケーションの活性化に努めています。

これらの取り組みの結果、おおこうち内科クリニックは「日本でいちばん大切にしたい会社」に認定され、メディアでも取り上げられるようになりました。大手TV局の人気ビジネス番組や海外のスピーチ番組にも出演し、全国的に認知されている存在となっています。

実施したスタッフの声

パーソナル“ブランドブック”の制作を担当した医療秘書の小野寺様は、このプロジェクトを通じて「自分たちの仕事や職場に対して皆の『愛』をとても感じるきっかけになりました」と述べています。このように、スタッフ一人ひとりが職場に対する新たな視点を持つことができる機会になったというのは、非常に大きな成果です。

今後の展望

つむぎ株式会社は、今後もおおこうち内科クリニックへのカスタマーサクセスを通じて、運用コンサルティングや他目的への活用方法を模索していく予定です。企業の皆様には、パーソナル“ブランドブック”を導入することで、社内でのエンゲージメント向上のみならず、採用やブランディングにおいても大きな効果を期待できるということを伝えたいです。