就活特化型AI「就活パイセン」の進化
yoake株式会社が開発運営するAIサービス「就活パイセン」は、就職活動を控えた学生たちに新たなサポートを提供しています。この度、2025年10月には登録者数が1万人を突破し、ますます注目を集めています。
社会的背景とサービスの概要
就職活動は学生にとって大きなイベントです。何から始めればよいのか、企業の研究や自己分析にどのように取り組むのか、悩みを抱える学生が多い中、「就活パイセン」はその不安を解消するために開発されました。このサービスは、自己分析や企業研究、面接対策など、就活に必要な一連のプロセスを支援します。
最大の特徴は、一般的なテンプレートに当てはめるのではなく、個々の「自分史」をもとに、本質的な言語化を行う点です。AIはユーザーの経験を深く掘り下げ、その人の価値観や行動原理を抽出し、それをもとにエントリーシート(ES)や自己PRを自動生成・添削します。
ユーザーの増加と継続率
サービス公開から1年弱で1万人を超える登録者を持つことになりました。この急成長の理由には、SNSやオーガニック流入による新規登録者の増加があります。特に近年では月に約1,500人の新規利用者が増えており、利用者の継続率も非常に高く、月間アクティブユーザー率は40%を超えています。これは、利用者たちが「とりあえず登録して終わり」という状況ではなく、実際に日常的に使用していることを示しています。
代表取締役の小田井宏文氏は、「1万人という数字以上に、実際に利用され続けるサービスになっている」との手応えを感じています。利用者たちは、自らの価値観を言語化した結果、面接の通過率が上がったという声も寄せられています。
Web版の正式リリース
就活パイセンは、2025年12月1日からWeb版を正式にリリースしました。これにより、LINEでの自己分析から作成したデータをPC上で一元管理し、エントリーシートを仕上げることができる環境が整いました。この新しいWeb版では、スマートフォンとPCのシームレスな連携が可能になり、移動中にスマホで自己分析を行い、帰宅後にはPCで文章を推敲することができるようになります。
小田井氏は「スマホの手軽さは強みですが、最終的に学生がアウトプットを提出するのはPC環境がほとんどです」と述べ、今回のリリースが現代の就活生が求める迅速な対応を実現するものであるとしています。
今後の展望と目標
yoake株式会社は、今後1〜2年の間に登録者数を10万人規模に引き上げ、就活を始める際に最初に登録すべきサービスとしての地位を確立すべく取り組んでいきます。また、面接トレーニング機能の拡充や企業ごとの選考状況を一元管理できる機能強化も視野に入れています。
小田井氏は「就活パイセンを通じて、自分の軸を理解でき、そのままの自分をデザインできる世界観を目指します。企業が真に求めるのは、条件に合わせて作り上げたペルソナではなく、その人独自の価値観やモチベーションです」と語りました。
利用者からの反響
実際に利用している大学3年生の中には、就活を始めたころは「何から手を付ければいいのか全く分からない」と感じていたが、就活パイセンを活用して自己分析を行い、自分の強みを明確にすることができたという成功体験もあります。短期間で早期選考の二次面接まで辿り着き、自分の言葉で自信を持って語れるようになった利用者もいます。
最後に
「就活は自己を見つめ直す貴重な時間です。もしどう進めれば良いか分からなければ、ぜひ就活パイセンに相談してみてください」と小田井氏は語ります。今後も成長を続けるこのサービスと共に納得のいくキャリアを築いていくことが期待されます。