株式会社Housmartが新サービス「プロポクラウド 媒介契約管理」を発表
2025年3月上旬より、株式会社Housmart(以下、ハウスマート)が不動産売買仲介会社向けの新機能「PropoCloud(プロポクラウド) 媒介契約管理」の提供を始めます。このサービスは、仲介会社がWeb上で物件の販売状況を一元管理し、売主に対してリアルタイムで情報を共有できることを目的としています。これにより、両者間のコミュニケーションコストが削減され、情報の共有頻度が向上することが期待されます。
背景:仲介会社の課題とは?
仲介会社は、宅地建物取引業法により、特定の媒介契約を締結した際には定期的に売主に対して業務状況を報告しなければなりません。専任媒介契約を結んだ場合、取引状況の報告は2週間に1回、それに対して専属専任媒介契約を交わした場合には1週間に1回の報告が義務づけられています。しかし、仲介会社は多くの顧客を抱えるため、報告書類の作成には時間がかかります。これが結果的に顧客への十分な情報提供を妨げ、顧客の不満を招く可能性があるのです。
新機能の特徴と利点
「プロポクラウド 媒介契約管理」の導入により、仲介会社は販売活動の反響を一元管理できるようになります。これによって売主は、自らの物件に関する販売活動の状況をタイムリーに確認できるようになり、納得感のある価格設定が可能になるでしょう。また、プロポクラウドが保持する独自の物件データベースを活用することで、近隣物件や同じマンション内の類似物件の情報も簡単に取得でき、売主がすぐにアクセスすることができる仕組みが整います。
また、この機能は「プロポクラウド 追客支援」システムとも連携しており、売主と媒介契約を結んだ際、登録された顧客情報と物件情報が自動的に「プロポクラウド 媒介契約管理」へ反映されるため、業務の効率化が図られます。
導入事例:オークラヤ住宅株式会社
本機能のファーストユーザーとして、オークラヤ住宅株式会社が導入を開始しました。同社は、営業現場で媒介報告の日に販売状況をまとめる業務に多くの時間を費やしていましたが、「プロポクラウド 媒介契約管理」の導入によって、周辺類似物件の情報やポータルサイトの反響数を簡単に管理できるようになりました。これにより、営業担当者はよりお客様に寄り添った提案を行うことが可能となり、顧客満足度の向上が実現されました。
不動産業界の未来へ
このように、ハウスマートの新サービス「プロポクラウド 媒介契約管理」は、不動産業界における顧客との継続的な関係構築を支援する重要なツールとなるでしょう。2025年3月からの一般展開が待たれます。
お問い合わせ
不動産会社様からのお問い合わせは、以下のURLをご覧ください:
プロポクラウド 媒介契約管理の詳細
会社概要:ハウスマート
ハウスマートは、不動産業界向けの営業支援システム「プロポクラウド」の開発と運営を行っています。業務の効率化や顧客満足度の向上を目的としたさまざまな機能を備え、営業担当者がより充実した働き方を実現できるようサポートしています。