法人向け生成AI「ChatSense」に新モデル導入
株式会社ナレッジセンスは、法人向けChatGPTシステム「ChatSense」において、OpenAIの最新AIモデル「GPT-5」シリーズの対応開始を発表しました。これにより、ユーザーは新たに「GPT-5 mini」、「GPT-5」、「GPT-5 Thinking」の3つのモデルを利用可能となり、業務の効率化やサービスの品質向上が期待されます。
GPT-5シリーズとは
「GPT-5」は、前世代のモデル「GPT-4」からの大幅な改良が施されており、特に長期的な推論を行なう際の一貫性や、AIが誤った情報を返すことを抑えることに力点が置かれています。これにより、ChatSenseのユーザーは、より正確で信頼性の高い情報を得られるようになり、ビジネスにおけるAI活用の幅が広がります。
料金体系の見直し
ChatSenseでは、「GPT-5 Thinking」の料金を値下げし、月額100万トークンまで定額で使用できる料金プランを新たに導入しました。これにより、企業はより柔軟にAIを活用できるようになり、導入のハードルが下がります。具体的な料金プランは以下の通りです。
- - GPT-5 mini: 月100万トークンまで定額、その後1円/1,000トークン
- - GPT-5: 月10万トークンまで定額、その後4円/1,000トークン
- - GPT-5 Thinking: 月100万トークンまで定額、その後1円/1,000トークン
基本料金(税抜980円)は従来通り。9月1日より新料金が適用されています。
ChatSenseのセキュリティ強化
法人向けのAI導入にあたっては、セキュリティの確保が不可欠です。ChatSenseには、Boxとの連携で企業の社内データを安全に扱える環境が整っています。これにより、大企業や大学など、すでに500社以上に導入されている実績があります。特に、ChatSenseの「追加学習」プラグイン機能を使えば、社内データをAIに学習させ、カスタマイズした回答を得ることが可能です。
データの投入と出力の確認
ChatSenseでは、txt, csv, doc, docx, pdf, xlsx, pptx, htmlなど、さまざまな形式のファイルをAIに学習させることができます。また、回答の根拠も明記されるため、AIの回答を検証することができます。これにより、企業のデータを有効活用しつつ、誤情報の生成を減らすことが期待されます。
会社情報
株式会社ナレッジセンスは、法人のデジタルトランスフォーメーションを加速させることに特化した企業です。今後も生成AIを駆使し、企業の業務効率や生産性向上を目指し、さまざまなサービスを提供していく予定です。
ChatSenseやAI活用についての詳細は、公式ウェブサイトで確認可能です。企業がAIを有効に活用するための一助となるサービスが求められる中、ナレッジセンスはそのニーズに応え続けていくことでしょう。