ウイスキー業界の新潮流を追う「ウイスキーガロア」6月号特集
2025年5月12日、ウイスキー専門誌『Whisky Galore(ウイスキーガロア)』の6月号が発売されます。今号の巻頭特集は、ディアジオ社のシングルモルトを中心に展開されるもので、前号に続く後編となっています。この特集では、シングルモルトウイスキーの先駆者であるディアジオ社が擁する蒸留所とその多様なポートフォリオを完全に網羅していきます。
巨大スピリッツメーカー、ディアジオの魅力
ディアジオ社は、180カ国以上に製品を展開し、年間売上は3兆円を超える世界有数のスピリッツメーカーです。その規模は圧倒的で、社員数は3万人以上にも達しています。この特集では、ディアジオ社がどのようにシングルモルトウイスキーの地位を確立してきたのか、30の蒸留所の歴史とともに明らかにします。
スコッチウイスキーの未来を探る
特集の一環として、編集長が執筆した「国家級中国威士忌最新事情」も必見です。このリポートでは、スコッチの巨星であるディアジオ社やペルノリカール社が新たに中国に設立したウイスキー蒸留所について探究します。また、中国のウイスキー業界における動きや、蒸留機器と製樽メーカーの関与についても詳しく触れられています。
小正嘉之助蒸溜所の成長
さらに、人気連載では「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」というテーマで、小正嘉之助蒸溜所の小正芳嗣氏を特集。彼の蒸留業界での足跡や、シンガポールを拠点とする活動について深掘りし、ジャパニーズウイスキーの現状と未来を展望します。
日本のクラフト蒸留所の最前線
ウイスキー業界は国内外を問わず発展を続けており、日本でも多くの新しい蒸留所が誕生しています。福岡県にある篠崎は、江戸時代から日本酒を造る老舗で、近年はウイスキーやジン、ラムの生産を開始しています。この特集では、その進化と取り組みを深く取材した内容が紹介されます。
特別リポート
加えて、ロッホローモンド蒸留所のシングルモルト12年シリーズのテイスティングや、アイル・オブ・ラッセイで造られた特別リリースが登場します。更に、バーテンダーに愛されるウッドフォードリザーブや、創業30周年を迎えるブラックアダーの特集も充実しています。これらのリポートを通じて、ウイスキーの魅力に迫ります。
書誌情報
『ウイスキーガロア』6月号(Vol.50)は、ウイスキー文化研究所のオンラインショップや、全国の書店、Amazonなどで幅広く販売されています。ウイスキーに興味がある人は必見の内容が詰まっています。
ウイスキーに精通した専門誌ならではクオリティの高い記事が揃うこの『ウイスキーガロア』。ぜひ手に取って、ウイスキーの新たな世界を覗いてみてはいかがでしょうか。