新たな取り組み、OiTrの導入
千葉県我孫子市に位置する中央学院大学が、今春から新たに生理用ナプキンの無料提供サービス『OiTr(オイテル)』を導入しました。
このサービスは、全国の様々な施設において女性が必要とする生理用品を常備し、利用者が気軽に手に取れるようにすることを目的としています。
『OiTr』の設置について
中央学院大学においては、2025年3月31日より6台のOiTrディスペンサーが設置され、学生や教職員が生理用品を手軽に利用できるようになります。設置場所は女子トイレであり、女性にとっての心理的負担を軽減することを目指しています。
設置後、大学側は「急に生理用品が必要になった際に、気軽に利用できるのが良い」と期待しています。女子学生がキャンパスで過ごす際に、これまで以上に安心感を持てる環境が整うことでしょう。
きっかけとなった思い
このプロジェクトの背景には、中央学院大学の女性職員が他大学でOiTrの存在を知ったことがきっかけとなっています。彼女は、女子学生を支援するためには、同様のサービスを本学でも導入すべきだと強く感じ、大学内で提案を行いました。その結果、スムーズに導入が決まり、後援会からも支援を受けることができました。ですので、提供されるサービスが本当に必要とされていることが伺えます。
OiTrの理念と社会的意義
OiTrは、日本国内で生理用品を途切れることなく提供することで、女性が安心して生活し、学業に集中できる場を提供することにコミットしています。このサービスは、単なる物質的支援ではなく、女性特有の健康課題に対する社会的な認識を変えることも目的のひとつにしています。
生理の貧困という問題
日本では「生理の貧困」という言葉が浸透しつつありますが、ただ物質的な支援を行うだけでは解決できない問題でもあります。OiTrの導入は、その意識を広めるきっかけとなるでしょう。女性が生理用品を入手する際に直面する心理的、社会的なバリアを取り除くために必要な第一歩です。
未来への希望
『OiTr』の導入は、今後の教育現場における新たなスタンダードを築く可能性を秘めています。生理用品が誰もが利用できる状態になることで、女性たちが自らの健康課題に向き合う機会が増え、さらには、社会全体の価値観の変革にもつながると信じています。
「あなたによくて、社会にいいこと」を基本理念に掲げるOiTrの取り組みは、今後も各地での広がりが期待されているところです。・オイテル株式会社は、このサービスを通じて、持続可能な社会の実現を目指して邁進していくことでしょう。
お問い合わせ
この新たな取り組みに関心がある方は、ぜひ公式ウェブサイトをご覧いただき、OiTrのアプリをダウンロードして体験してみてください。