蔵王温泉の新拠点
2021-08-19 13:00:57
開湯1900年の蔵王温泉に新たな交流拠点「カフェ&バル Chotto」誕生
蔵王温泉に新たな風を吹き込む「カフェ&バル Chotto」
山形県内最古の温泉街である蔵王温泉に、2021年10月、待望の新たな交流スペース「カフェ&バル Chotto」がオープンする。蔵王温泉は開湯から1900年の歴史を誇り、全国的にも珍しい強酸性の硫黄泉を有する場所だが、近年の観光客数の減少や高齢化が深刻な影を落としている。
蔵王温泉の現状と課題
蔵王温泉はかつて年間250万人もの観光客で賑わっていたが、その数は現在120万人にまで減少。新型コロナウイルスの影響も加わり、観光業は苦境に立たされている。特に、地域内の高齢化と人口減少は店舗や宿泊施設の閉業を招いており、危機的な状況が続いている。
それに対抗する形で、地元の若い世代が集まり立ち上げた「株式会社湯50」は、地域の活性化を目指している。彼らは観光客のニーズに応えるため、多様な飲食選択肢を提供することに焦点を当て、カフェ&バルの開業を決定した。
「カフェ&バル Chotto」の特色
新店舗「カフェ&バル Chotto」は、高湯通りに位置し、観光客が訪れやすい場所にオープンする。ナチュラルでリラックスできるデザインの店舗は、昼はカフェ、夜はバルとして営業し、地域の食材をふんだんに使用したメニューを提供する。
昼は充実のカフェメニュー
昼間は、地元の特産「蔵王かぼちゃ」を使用したスイーツや、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」を楽しむことができる。バインミーは、店長の佐藤玲佳が本場の味を再現するために研究を重ねた逸品で、観光客や地元の人々に愛されること間違いなしだ。さらに、テイクアウトも予定されているので、足湯や散策のお供にもぴったりだ。
夜にはアルコールとスパイス料理を
夜はスパイスを活かした料理やワインを楽しめるバルとして営業。観光やスキーの後に、軽く夕食を楽しむ場としても利用されることを目指している。ここでは、地元の人と観光客が交流し、地域の魅力を再発見できる場となるだろう。
クラウドファンディングでの支援を呼びかけ
「カフェ&バル Chotto」は、クラウドファンディング方式で開業資金を募っている。目標金額は200万円で、支援者には地元の名産品や特典が用意されている。この取り組みは、蔵王温泉だけでなく、日本各地の観光地に希望を与えるものとして注目を集めている。
投資者のリターンには、共通クーポン券や特産品、さらには蔵王温泉スキー場の貸切権などが含まれており、貢献に見合った還元があることが魅力だ。
さらに、湯50は蔵王温泉の魅力を発信し続け、今後も地域の活性化に取り組んでいく。また、高湯通りを訪れる人々が、素晴らしい体験を求めて立ち寄る場所になることを期待している。
新たな交流の場「カフェ&バル Chotto」に、ぜひ訪れてみてほしい。
会社情報
- 会社名
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株式会社湯50
- 住所
- 山形県山形市蔵王温泉32番地
- 電話番号
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