東洋大姫路の挑戦
2025-03-05 10:43:58

東洋大姫路高校が挑む!ふるさと納税で地域活性化の新たな一歩

東洋大姫路高校の新たな挑戦


兵庫県の東洋大姫路高校が、新たに始めるふるさと納税返礼品プロジェクトは、地域への愛情が詰まった独自の取り組みです。このプロジェクト、通称「ひょうごHAQTSUプロジェクト」では、地方の価値を見出し、新たな商品を開発することを目指しています。その中心となるのは、東洋大姫路高校の生徒たちが立ち上げた「地域活性部 PROJECT TOYO」ですが、この部活動がどのように誕生し、どのような活動を行っているのでしょうか。

PROJECT TOYOの誕生


「入りたい部活がない!」という思いから、2019年に6人の1年生が集まり、地域のために何かできないかと立ち上げたPROJECT TOYO。初めに地域の農家を訪れ、農業の現状や過疎化、後継者不足などの課題を探り、それに対するアクションを起こすことを決意しました。最初のステップは、休耕田を借りて農作物を育成すること。多くの困難に目を向けつつも、彼らは見事に収穫を成功させ、さらにその作物を活用した商品開発にも挑戦しました。

その結果、内閣府主催の「地方創生☆政策アイデアコンテスト」で近畿経済産業局長賞を受賞。活躍が評価されることで参加者も増え、部活動としての活動が充実してきました。さらには、兵庫県が実施する「ひょうごSDGsスクールアワード」において最優秀賞を獲得するなど、着実に成長しています。

生徒の声


生徒たちの活動を通じて様々な挑戦が生まれており、「自分でも課題を見つけて解決策を考える」という経験が彼らの成長に寄与しています。「もっと多くの仲間を作りたい」と語る生徒もおり、この活動への誇りや意欲が毎年新たなエネルギーとなっています。

ふるさと納税を活かした商品開発


今回のプロジェクトの一環として、米粉を使用したうどんの開発も進行中です。高騰する輸入小麦が話題になる中、日本の主食である米の消費が減少していることを懸念し、米文化を守るべく、生徒たちは自分たちが育てたお米を用いた商品の開発を行っています。今年の春には一般販売も開始する見込みです。

そして、もう一つの魅力的な返礼品が、PROJECT TOYOが開発したアイクリームセットです。全6種類のアイスクリームは、地元の新鮮な素材を使用しており、特に注目されているのがローズマリーを使ったアイスです。この商品は、地域内のショップ「あいす工房さなえ」にて製造されます。生徒自らが素材の栽培からパッケージ、ネーミングまで手掛けることで、愛情のこもった商品が出来上がるのです。

まとめ


PROJECT TOYOの活動を通じて、兵庫県の魅力を全国に発信するこのプロジェクトは、地域活性化の重要な一環となるでしょう。ぜひ多くの方に彼らの取り組みを知っていただき、一緒に香り高い未来を作り上げていけたらと思います。このような若者の挑戦が、地域をより良くする原動力になることを心から願っています。


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会社情報

会社名
株式会社大津屋
住所
福井県福井市西木田1-20-17
電話番号
0776-34-7150

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