東京貿易グループが「TOMAX AWARDS 2025」を開催し革新を表彰

東京貿易グループが実施した「TOMAX AWARDS 2025」

東京貿易グループが主催する価値創出イベント「TOMAX AWARDS 2025」が、2025年9月19日に開催されました。このイベントは、グループに属する16の事業会社が参加し、業務改善やパーパスの実践をテーマにした業務発表が行われました。2022年から始まったこのイベントは、素晴らしい取り組みを表彰し、グループ内の知見を共有する貴重な機会となっています。

TOMAXという名の由来

今回のアワード名「TOMAX」は、東京貿易商会の略称である“TOMAS”とデジタルトランスフォーメーションの“ACTION”を掛け合わせた造語です。このネーミングは、東京貿易グループが進めるデジタル化と革新の精神を表しています。

プレゼンテーションの重要性と評価基準

アワードには、国内のグループ会社から選ばれた12チームが参加し、経営陣の前で自身の業務改善やパーパスの実現に関する提案を発表しました。審査は「原則性・革新性・汎用性・容易性・発展性」という業務改善指標に基づき、さらに東京貿易グループの行動指針「開拓力・共創力・突破力」がどのように表現されているかを重視しています。

受賞案件の発表

金賞

株式会社ティービーアイの「なんとなく作業」からの脱却～目的志向で描く保守業務の未来～が金賞に輝きました。彼らは保守業務システムを見直し、付加価値のある業務に絞ることで効率化を図り、その過程でデジタルトランスフォーメーションの本質を追求した点が特に評価されました。

銀賞

東京貿易メカニクス株式会社が受賞した銀賞は、グループシナジーを活かした付臭滴下監視システムの開発に対し与えられました。顧客のニーズに応えるべく開発されたこのシステムは、共創力の象徴と言える作品です。

銅賞

TBグローバルテクノロジーズ株式会社の「現場とデータで切り拓く更新提案営業」が銅賞に選出。現場で集めたデータを基に、製造現場での必要性を説得したその提案は、商流を変えるほどの“突破力”を示しました。

CEOのメッセージ

東京貿易グループの代表取締役社長、坪内秀介氏は、今回の受賞者たちの努力が会社の成長に繋がると述べています。「小さな一歩の積み重ねが大きな成果を生む」とし、変革が求められる時代において、働き方の改善が重要であることを強調しました。

東京貿易グループのビジョン

歴史ある東京貿易グループは、持ち株会社と16の事業会社から構成され、多様な分野での専門性を活かしながら新しい価値を創造し続けています。エネルギーインフラからスマートマニュファクチャリング、イメージソリューションに至るまで、広範な事業展開を行っています。

持続可能な成長を目指し、東京貿易グループは今後も現場での挑戦を重視し、社員の創造性を活かした新しい価値の創造に注力していく所存です。デジタルトランスフォーメーションや業務改善のイニシアティブを通じて、全てのステークホルダーが安全で安心な生活を送れる社会を実現するために貢献し続けます。