株式会社ピアズとエアトリが業務提携
株式会社ピアズ(本社:東京都港区)は、株式会社エアトリ(同じく東京都港区)との間で業務提携契約を結び、旅行関連サービスにおける販促支援を開始すると発表しました。この提携は、両社の顧客基盤やサービスアセットを融合させ、旅行サービスの利用促進と顧客接点の強化を目指すものです。
国内旅行市場の動向
観光庁の発表によると、2025年の国内旅行消費額は26兆7,746億円に達し、過去最高を記録する見込みです。これに伴い、旅行者数の増加や単価の上昇といった新たな市場の動向が見られるようになってきました。特に、顧客と旅行サービスの接点を強化することで、旅行需要の喚起が重要視されています。
しかし、旅行サービスは低頻度消費であるため、顧客との継続的な接点を構築することは容易ではありません。また、価格の競争が激化しやすい構造も問題視されています。このため、日常的に利用されるプラットフォームと統合することで、新たな需要創出が求められています。今回の提携は、こうした課題の解決を目指しています。
両社の強み
エアトリは、国内航空券の取扱高が最大級のオンライン旅行予約サイト(OTA)であり、豊富な旅行インベントリと、強い顧客認知度を活かして新たな顧客層へのアプローチを行っています。一方、ピアズはNTTドコモが提供する「dバリューパス」などのプラットフォームを活用し、多様なコンテンツを展開してきた実績があります。会員基盤を活用した販促戦略においても秀でており、オンラインとオフラインの顧客接点を結びつけるOMO(Online Merges with Offline)マーケティングに強みを発揮しています。
この提携により、両社はお互いの強みを生かし、旅行サービスを日常的に接することができる環境を整えることで、継続的な利用促進へ繋げます。旅行需要の喚起や、ユーザーエンゲージメントの強化を通じ、付加価値の高いサービス提供を進める予定です。
提携内容と今後の展開
本業務提携のもと、ピアズとエアトリは以下の領域での連携を進めます:
- - 旅行関連サービスにおける販促支援:ピアズの通信キャリアプラットフォームの運営実績を活かし、エアトリの旅行サービスの集客施策を行います。
- - クーポンや特典の企画・提供:旅行インベントリと価格競争力をバックとし、ユーザーを促進するインセンティブ施策を共同で開発します。
- - 会員向けプロモーション:ピアズの抽選機能やポイント施策を活用し、ユーザーの継続利用を促します。
この提携の初期施策として、NTTドコモが提供する「dバリューパス」において、共同事業「エアトリ for dバリューパス」を2026年4月から開始予定です。具体的なサービス内容は順次発表される見込みです。
ピアズグループは「NEW NORMAL ACCELERATION」を掲げ、営業や顧客接点におけるデジタルトランスフォーメーションを進行させ、確認済みの事業機会を創出していきます。今後、両社が協力して、旅行サービス市場における新たなビジネスチャンスを切り開くことが期待されています。