稲とアガベ、初のプレミアムクラフトサケライン登場！

新たなるクラフトサケの挑戦

秋田県男鹿市に拠点を置く「稲とアガベ株式会社」が、2025年4月1日から初のスペシャルヴィンテージラインを発売します。これまでのクラフトサケの成功を背景にしたこの新たな挑戦は、贈答用や特別な日のために作られた、まさにプレミアムな一品です。

クラフトサケの原点

2021年に創業した稲とアガベは、伝統的な日本酒の技術に新たな副原料を加え、新しい味わいを追求するクラフトサケを造り出してきました。これまでに、約25万本を販売し、多くのお客様に愛されるお酒として定着してきました。その中で、特に果物を用いたお酒に注目し、ブドウやリンゴを使った新ラインの可能性を見い出しました。特に、樽での貯蔵がこれらの果物の持つ風味を引き出すことが分かり、「稲とブドウ SPECIAL EDITION 2024」と「稲とリンゴ SPECIAL EDITION 2024」として、期間限定で発売する運びとなりました。

スペシャルラインの特徴

「稲とブドウ」は、甲州品種のブドウとお米、麹を共に発酵させることで、ワインと日本酒のそれぞれの良さを引き出した新感覚の酒です。ブドウの質により風味が変化するため、毎年異なる味わいが楽しめます。一方、「稲とリンゴ」は、秋田県横手市の「紅の夢」を使用し、フルーティーで優雅な印象を与える、従来とは異なるスタイルのサケとして人気を誇っています。これらは熟成によってその芳醇な香りとまろやかさを増し、特別なひと時を演出します。

限定販売の背景

今回、伊勢丹新宿店及び稲とアガベ直営店での販売が決定した背景には、特別な日に楽しむための酒としてのニーズの高まりがあります。なお、両商品は数量限定での販売となり、個々の製品の製造過程にもこだわりを持ち、一つひとつ丁寧に仕上げられています。代表取締役の岡住修兵は「美味しさを追求する中で、樽での貯蔵が果物と合い、より深みのある味わいを得られることを実感しました」と語っています。このように、特別なラインを季節ごとにリリースすることで、毎年異なる楽しみが提供されることを目指しています。