パトスロゴス資金調達
2024-07-23 11:43:13

大企業の人事業務改革を推進するパトスロゴスが資金調達に成功

大企業の人事業務改革を推進するパトスロゴスが資金調達に成功



株式会社パトスロゴスは、2023年8月に実施した資金調達により、総額24.5億円の第三者割当増資を行い、これまでの累積資金調達額が37億円に達しました。この資金は、大企業向けの人事業務を効率化するためのソリューション「PathosLogos」に注ぎ込まれます。

取り組みの背景



大企業が直面する人事業務の効率化のため、パトスロゴスはHR共創プラットフォーム「PathosLogos」を中心に、新たな戦略を進めています。同社が提供する製品は、企業が利用する複数の人事SaaSに分散しているデータを標準化し、集約することを可能にしています。これにより、企業は業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、人的資本経営に必要なデータを一元管理できる利点があります。

投資家の期待



今回の資金調達には、日本を代表する銀行系ベンチャーキャピタルが関与し、資金調達後の成長が期待されています。具体的には、SMBCベンチャーキャピタル、りそなキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズ、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ジャフコ グループが出資。投資家たちは、人的資本経営が経営戦略の一環としての重要性が増していると認識しており、パトスロゴスのハイレベルな技術とビジョンに期待を寄せています。

課題解決へのアプローチ



以前より、多くの大企業が採用してきたのは統合型ERPです。これらはデータを一元化する一方で、複雑な操作性や特定機能に依存する運用の課題を抱えていました。パトスロゴスの「PathosLogos」は、この複雑性を取り除くことで、大企業の戦略的人事の加速を図ることを目指しています。新たなプラットフォームでは、効率性と利便性を両立させつつ、企業のニーズに柔軟に対応できます。

人の価値を引き上げる仕組み



「Combosite」という人事給与サービスも注目されています。これは、エンタープライズ企業に求められる高度な人事給与の計算や確認作業をサポートするサービスで、多機能を網羅しつつ運用効率を向上させます。

投資者たちは、パトスロゴスが提供する革新的なソリューションが、今後の人的資本経営のスタンダードとして位置づけられると考えています。特に、近年要求される多様な働き方への対応や従業員のエンゲージメント向上に貢献することが期待されています。

まとめ



パトスロゴスの取り組みは、今後の日本企業に新しい風を吹き込むと同時に、効率化と生産性向上の鍵となるでしょう。人事業務のデジタル化が進む中、企業は企業価値向上を図るための強力な武器を得ることができるでしょう。これからのビジネスシーンにおいて、パトスロゴスの動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社パトスロゴス
住所
東京都品川区西五反田2-19-3五反田第一生命ビル6F
電話番号
03-4567-6510

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