フォーデイズが新たに特許取得
フォーデイズ株式会社は、東京都中央区を拠点に、健康食品および化粧品業界で注目を集めている企業です。このたび、同社が開発した「表皮肥厚化を抑制する健康食品」の特許を取得しました。この特許は第7710217号に登記され、今後の製品展開において重要な役割を果たすと期待されています。
特許の背景と発明者
dモ式の健康食品は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が抑制された閉経モデルラットを対象に、その効果を検証する実験が行われました。特許の発明者には、近畿大学の財満信宏氏とフォーデイズ株式会社の須藤慶太氏、藤田美華氏が名を連ねています。実験は2021年から2023年にかけて行われ、各発明者の知見が活かされた結果とも言えるでしょう。
皮膚の健康を保つための新たなアプローチ
この特許における発明のキーとなるのは、閉経モデルラットに特定の核酸を含む飲料を与えた結果、表皮肥厚化が抑制され、真皮中のコラーゲン量が増加したという点です。研究結果は、老化が進行することによって、エストロゲンの減少が皮膚の構造に与える影響を改善することが確認されました。これにより、同社は今後、特に更年期や高齢者の方々への適用が期待されている栄養介入の手段としての可能性を非常に重視しています。
核酸の摂取がもたらす美容効果
実際の研究結果によれば、閉経モデルラットにしばらくの間、核酸飲料を摂取させた実験では、表皮の肥厚が有意に抑制され、肌の弾力性を保つ重要なコラーゲン量も増加したとのことです。これは、特にエストロゲンが減少する女性にとって非常に貴重な結果です。
ヒトへの応用も期待
今回の特許の取得は、フォーデイズ社が特に閉経後の女性に対して関心をもっているだけでなく、男女を問わず、肌の保湿性や弾力性の低下に悩むすべての人々にとって有益な製品を提供する可能性があることを示しています。実際の製品としてのリリースは、今後の予定としてさらなる研究と開発が続けられています。
企業概要と今後の展開
フォーデイズ株式会社は、1997年に設立され、主力製品である核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」は累計で7000万本を超える販売実績を誇ります。健康食品市場においては、非常に強力な地位を持っていると同社は確信しています。今後もこの特許を背に、さらなる市場展開と革新を期待したいものです。フォーデイズが提供する新たな健康食品に注目が集まっています。
公式サイト:
フォーデイズ株式会社