多摩美術大学の新大学院、統合デザイン専攻とは?
東京都世田谷区に所在する多摩美術大学は、2026年春に新しい大学院『統合デザイン専攻』(School of Integrated Design、略称SID)を開設する予定です。この新大学院は、現代社会の複雑な問題に対処するために、高度なデザイン人材の育成を目的としています。特に、環境問題や急速に発展する情報技術に対応し、持続可能な未来を築くためのデザインの力を重視しています。
新大学院では、従来のデザイン分野の枠を超え、社会全体の「秩序ある全体性」の構築を目指します。これは、人間の知性や創造性といった多様な側面を統合し、豊かな社会を形成することを示しています。これに伴い、学生たちはデザインの技術だけでなく、社会的な視点を持って活動することが求められます。
この度、2025年7月31日に進学説明会が開催されることが決定しました。このイベントでは、統合デザイン専攻の概要や入試情報を詳しく紹介します。さらに、教員との質疑応答の時間が設けられ、直接話を聞く貴重な機会となります。教員陣は、グラフィックデザインやプロダクトデザイン、インターフェースデザイン、アートなど、さまざまな分野で高い専門性を持つプロフェッショナルが揃っていることも特徴です。
進学説明会の詳細
開催日時
進学説明会は、
2025年7月31日(木)の13:00から14:30まで、多摩美術大学の上野毛キャンパスCube206教室にて行われます。対面での開催ですので、直接参加することが可能です。もし参加できない方のために、後日アーカイブ配信が行われる予定です。アーカイブの詳細は、特設サイトやSNSを通じて発表されるので、ぜひチェックしてください。
対象者
この説明会には、以下の方々が対象となります:
- - 多摩美術大学の八王子キャンパスまたは上野毛キャンパスの学生
- - 他大学の学生
- - 社会人
- - 統合デザイン専攻に興味のある方
多様な背景を持つ方々が参加し、情報を得ることができる貴重な機会です。
プログラム内容
プログラムでは、統合デザイン専攻の概要、入試に関する情報、質疑応答が予定されています。この説明会で得られる情報は、進学を考えている方にとって非常に役立つものになるでしょう。
申込み方法
参加をご希望の方は、以下のURLからお申し込みください:
申込フォーム
申込の締め切りは、2025年7月30日(水)の12:00ですので、お早めにお申し込みを済ませてください。
統合デザイン専攻の教員陣
このプログラムには、以下のような多彩な教員陣が揃っています。
1.
長崎綱雄:プロダクトデザイナーとして、Ambience Designを基盤とした研究を行い、デザインの方法論を提唱。
2.
佐々木千穂:エクスペリエンスデザイナーで、幅広い分野においてデザイン実装を支援。
3.
菅俊一:行動や意思の領域のデザインを扱い、様々な技術の研究開発を行う。
4.
野間田佑也:視覚表現の研究に取り組み、デザインから社会問題にアプローチを試みる。
終わりに
多摩美術大学の新大学院『統合デザイン専攻』は、未来のデザインを担う人材を育成するための重要なステップです。この進学説明会を通じて、興味を持っている方々が新たな一歩を踏み出せるきっかけになることでしょう。ぜひこの機会を利用して、新しい可能性を探ってみてはいかがでしょうか。
詳細については、公式サイトをご確認ください:
統合デザイン専攻ホームページ