CCPJAPANから新たに始まったゴジラレトロフィギュアシリーズ

新たなシリーズ「ミドルサイズシリーズゴジラCREATION」

CCPJAPANが展開する新しいフィギュアシリーズ「ミドルサイズシリーズゴジラCREATION」が始まりました。第1弾として登場するのは、造形師Yoshi.氏がデザインした「ヘドラ」です。このフィギュアはレトロなデザインを受け継ぎつつ、現代の技術で再現されており、熱心なゴジラファンにとって見逃せないアイテムとなっています。

CCPJAPANとヘドラの背景

CCPJAPAN株式会社は、フィギュアメーカーとして特撮作品に強い愛着を持っており、『ゴジラ』シリーズもその一環として展開されています。今回発表された「ミドルサイズシリーズゴジラCREATION」は「CREATION（創造）」という名の通り、造型師の視点に重きを置いた新たな試みです。特に、各造形作家が有する個々の解釈を反映したデフォルメデザインにより、ファンに新しい視点を提供しています。

Yoshi.氏による独自のアプローチ

造形作家Yoshi.氏は、その独自性と精密なデザインで知られています。彼の作品は常に高い評価を受けており、ガレージキット活動や商業原型制作を幅広く行っています。今回のヘドラも、彼の造形技術とその視点を充分に活かした作品となっています。

ヘドラの特長

「ミドルサイズシリーズゴジラCREATION ヘドラ 1.0」には、2種類のバリエーションが用意されています。1つは「オボロゲ Ver.」、もう1つは「ムクゲ Ver.」です。オボロゲ Ver.は、夜の海の神秘性を表現し、深い青と不気味なシルバーを基調としたカラーリングでデザインされています。一方、ムクゲ Ver.は、華やかで儚い花をモチーフとし、繊細な色合いが特徴です。この2つのアプローチはそれぞれ異なるテーマを持ちながら、共通してYoshi.氏の独自の視点を反映しています。

造形デザインとその背景

Yoshi.氏によるヘドラのデザインには、深い意味が込められています。特に「海坊主」という概念を取り入れたことで、夜の海に現れる恐怖の象徴としてのヘドラを生み出しました。これにより、造型はただのフィギュアではなく、物語を持ったアート作品のような印象を与えています。正面からだけではなく、斜めや横から見た際に異なる印象を与えるようにデザインされており、観賞する角度で楽しさを提供します。

彩色へのこだわり

彩色についてもYoshi.氏が携わり、一般的な量産工程では行わない細かい施行が行われました。これにより、製品化に向けた特別なデザインが実現しています。それぞれのヘドラが持つテーマに基づいた色使いと表現で、ファンに感動を与えます。特にオボロゲ Ver.の青と黒のコントラストは、夜の海の神秘さを感じさせ、ムクゲ Ver.の華やかさが繊細さを引き立てています。

商品情報

この「ミドルサイズシリーズゴジラCREATION ヘドラ」は、2026年6月に発売予定で、メーカー希望小売価格は各6,300円（税別）です。全高は約12cmで、PVC素材から成る完成品となっています。対象年齢は15歳以上で、日本で生産されています。

公式サイトやSNSで情報を確認しながら、ぜひこの新たなフィギュアを手に取ってみてください。CCPJAPANによる独創的なデザインやYoshi.氏の造型センスを感じられる貴重なアイテムが揃っています。