岡山市のプロロジスパークで大和物流が賃貸契約を締結、物流の未来が変わる

プロロジスパーク岡山と大和物流の新たな協業

岡山市で進行中の「プロロジスパーク岡山」は、物流業界における一大プロジェクトとして注目を集めています。このたび、物流不動産開発のリーダーとして名を馳せるプロロジスが、大和物流との賃貸契約を締結したことを発表しました。これにより、「プロロジスパーク岡山」が中四国エリアの物流ハブとしての役割を果たすことが期待されています。

大和物流の立地選定理由

大和物流はこの新しい施設を、広域配送の中核拠点として活用する計画です。選定理由には、「プロロジスパーク岡山」の立地の利点が強調されており、関西と九州の中間地点としての地理的アドバンテージや、効率的な職場環境、BCPに配慮した設計が評価されています。これにより、物流の2024年問題に対処するための戦略拠点としての機能を持つことが期待されています。

環境への配慮と安全性

プロロジスパーク岡山は、地盤が堅固で水害リスクが低い立地にあります。これにより、安全性が高い物流施設が実現される見込みです。また、緊急地震速報システムや非常用発電機の導入など、BCPの視点からも充実した設備が整えられる予定です。さらには、施設の屋根には太陽光発電設備が設置されることで、持続可能な物流拠点の構築に向けた取り組みも行われています。

先進的な施設計画

「プロロジスパーク岡山」は、延床面積約35,000㎡の地上4階建ての物流施設として計画されています。1F床荷重は2t/㎡とされ、多様な物流ニーズに対応可能な設計です。低床式と高床式バースを併設し、飲料などの重い商品の取り扱いにも対応しています。さらに、約20台分のトラック待機場が整備され、物流の効率化が促進されます。

小規模拠点向けマッチングサービス

「プロロジスパーク岡山」では、小規模な拠点を希望する企業向けに「CROWD SPACE OKA-YAMA」サービスを提供しています。このサービスを利用すると、100坪以上のスペースを希望する荷主が大和物流とマッチングされ、効率よく物流拠点を設けることが可能になります。これにより、より多くの企業がこの新たな物流拠点を利用できるようになります。