下田海中水族館で廃漁網リサイクルプロジェクト！67人の参加で44キロ回収！

下田海中水族館で廃漁網リサイクル体験！67人の参加で44キロ回収！

静岡県の下田海中水族館では、2024年7月6日(土)に、初の「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」が開催されました。このイベントには、67人の来場者が参加し、推計44キロの廃漁網が回収されました。

このプロジェクトは、海洋プラスチックゴミ問題の解決に向けた取り組みの一環として、リファインバース株式会社が主催しました。同社は、5年前から廃漁網のリサイクル事業を展開しており、回収された漁網を「REAMIDE」という高品質リサイクルナイロンペレットに再生しています。

イベント当日は、下田海中水族館の第一駐車場特設会場で、参加者全員で廃漁網の回収作業を行いました。参加者からは、「この網で漁をしているんですか？」といった質問や、「もう少したくさんできそう！1キロ以上を目指します！」といった意欲的な声が聞かれました。

作業は4時間行われ、参加者と企業の協力によって44キロもの廃漁網を処理することができました。参加者には、処理した廃漁網の量に応じて、入場割引券やカワウソの給餌体験用エサがプレゼントされました。

REAMIDEについて

REAMIDEは、使用済み漁網を原料とする高品質リサイクルナイロンペレットです。回収された漁網は、洗浄やフィルタリングなど、徹底的な異物除去処理が行われます。REAMIDEは、建材や家電、アパレル製品、オフィス家具など、幅広い用途で活用されています。

リファインバースグループについて

リファインバースグループは、「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」を理念に、20年以上前からサーキュラーエコノミーの実践に取り組んでいます。同社は、廃漁網や廃車エアバッグの再生事業に加え、オフィスや施設で廃棄されるタイルカーペットを再生素材「リファインパウダー」にする事業も展開しています。2023年には、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」を開発し、新事業を開始しました。