AIと音声の未来
2024-08-22 14:06:36

最新のAI技術が変える歯科医療の現場:Sub Karte-Voiceの登場

最新のAI技術が変える歯科医療の現場:Sub Karte-Voiceの登場



東和ハイシステム株式会社が2023年8月29日に発表したAI・音声サブカルテ『Sub Karte-Voice』は、歯科医院の業務に革新をもたらす最新技術です。このシステムは、患者の情報を迅速かつ正確に記録・共有するための画期的なツールとして、大きな期待を寄せられています。

サブカルテのデジタル化の必要性


歯科診療においては、患者との会話や処置内容を記録するために使用されるサブカルテが重要な役割を果たしています。しかし、現在の多くのサブカルテは手書きのメモであり、様々な問題を抱えています。例えば、読みづらい手書きのメモは情報共有を難しくし、紛失や置き忘れのリスクも高まります。また、保管スペースの不足や翌日の準備に時間がかかるという課題もあります。

これに対し、AI・音声サブカルテ『Sub Karte-Voice』が登場。デジタルデータとしてサブカルテを生成し、音声認識技術を活用することで、より効率的な情報管理が実現します。

独自のアプローチ


本システムでは、日立のAI音声認識技術と、音声テキスト化機能『Recware』の融合により、院内外での情報入力と検索が可能に。これにより、歯科医師はどこでもリアルタイムで患者の情報を管理でき、業務の効率化はもちろん、患者へのサービス向上にもつながります。

訪問診療における便利さも格段に向上します。歯科衛生士がリアルタイムで撮影した口腔内ビデオを使って、次回の診療に役立てることが可能です。また、医師が義歯などを歯科技工所に注文する際の指示書のデジタル化も実現し、さらに業務をスムーズに行えるようになります。

連携によるスマートな診療


このサブカルテは、AI・音声シリーズ第2弾『AI・音声歯周病検査システム(Perio chart Pro. Voice)』と連携することで、訪問診療の患者に対しても、一貫した診療が可能になります。患者の検査結果と口腔画像を『Sub Karte-Voice』に取り込むことで、リアルタイムで情報を共有し、歯周病治療や予防に取り組める体制が整います。

また、第1弾 AI・音声電子カルテ統合システム『Hi Dental Spirit AI-Voice』との連携により、歯科医師は手袋を外さずに、音声入力で診療履歴を残すことができます。これにより、診療トラブルのリスクが軽減されるだけでなく、業務の統合・一元管理も実現。

未来の歯科医療へ向けて


東和ハイシステムは、これらの革新的なAI・音声ソリューションを通じて、口腔ケアにおける「生きる幸せ」をサポートし、歯科医療の未来を明るく照らすことを目指しています。サブカルテのデジタル化は、患者に笑顔と安心を提供しつつ、歯科医師の業務効率化に貢献する新たな一歩となるでしょう。今後も、この技術がもたらす変革に目が離せません。


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会社情報

会社名
東和ハイシステム株式会社
住所
岡山県岡山市北区野田三丁目12-33
電話番号
086-243-3003

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