未婚女性の約7割が結婚後もキャリアを重視すると判明！理想のパートナーとは

結婚後もキャリア継続希望！

株式会社サンマリエが実施した調査によると、婚活を考えている20代後半から30代後半の未婚女性1,000名を対象に、結婚とキャリアの関係についての意識を探りました。この調査は、特にキャリアを重視する女性たちのリアルな声を反映しています。調査結果によれば、20代後半の女性の74.7％、30代後半の女性の67.8％が「結婚後も今のキャリアを続けたい」と回答しています。これは、結婚をしても自身のキャリアが継続できるかという不安を抱える女性たちが多いことを示しています。

理由と現実の交差点

調査に回答した女性たちは、キャリア継続の理由として「収入の安定や自立」が挙げられています。20代後半の女性は「やりがいのある仕事をしている」とも回答しており、結婚後の働き方に対する積極的な姿勢が伺えます。また、30代後半の女性は「パートナーと協力し合って豊かな生活を送りたい」という希望も強く持っています。

一方で、キャリアの継続を拒否する理由としては「家庭に入って子育てをしたい」との意見もあり、これは世代間での価値観の違いを反映しています。

家庭と仕事の両立に関する懸念

20代後半と30代後半の女性が抱える婚活の際の不安要因のうち、最も多く挙げられたのが「仕事と家庭のバランス」です。両世代を通じて、この点が最大の懸念材料であることが浮かび上がりました。また、収入の減少や産休・育休の取り方についても不安を感じる声が多く聞かれました。

理想の働き方と婚活の状況

理想の働き方についても興味深い結果が出ています。両世代の女性が「結婚後も正社員として働きたい」との意向を示しており、その理由には「経済的自立」が多く含まれています。20代後半は趣味や自己投資を、30代後半は家族との時間を大切にしながら充実したライフスタイルを送りたいという願望が強いようです。

また、現在婚活を行っている人を調査したところ、20代後半の22.3％、30代後半の29.2％が実際に活動しているとの結果が出ています。特に30代後半では「自分に合った相手が見つかるかどうか」が最も気がかりだと回答する傾向が見られました。

理想のパートナーとは

結婚後もキャリアを続けたいと考える女性たちが求めるパートナー特徴には「家事や育児の分担に協力的」という項目が共通しており、これが最も高い関心を持たれています。経済力の一致や育児に対する考え方の一致も重要な要素となっています。

結婚相談所の有用性

結婚相談所のサポートについては、約7割の女性が有用性を感じていることも調査から明らかになりました。理想の結婚生活を描いているある意味、「安心の場」として結婚相談所を利用する動きはますます盛んになっています。その理由には、結婚後のライフスタイルを実現するための強力なサポートが期待されているからです。

まとめ

今回の調査を通じて、20代後半と30代後半の女性が抱える結婚後のキャリアへの意識や理想の働き方、婚活における不安が明らかになりました。結婚後もキャリアを続けたいと考える女性の声はますます大きくなっており、そのための具体的な行動にもつながっている様子がうかがえます。これからの時代、結婚とキャリアの両立が一層重要になっていくことでしょう。