羽生直剛が提案する“考えるチーム”研修「ivica」とクラウドファンディングの全貌

新たな企業研修「ivica」がスタート

元サッカー日本代表の羽生直剛が代表を務める株式会社Ambition22は、組織の在り方を根本から見直す企業研修「ivica」を2023年4月28日に開始することを発表しました。この研修プログラムは、サッカーの戦術的アプローチをビジネスに応用したもので、ただ指示を待つのではなく、自分自身で考え、動くことを促します。

「ivica」の理念とオシム監督の哲学

「ivica」という名称には、ビジネスの現場での自立した思考を育成する目的が込められています。オシム監督から学んだメッセージ、「考えろ。走れ。そして、信じろ。」は、羽生にとっての原点です。彼はこの教えをビジネスパーソンにも適用し、人々が自ら考え行動することで組織が強化されると信じています。サッカーの場面で培った“考える力”が、ビジネスでも役立つことを示しています。

研修プログラムの内容

「ivica」では、参加者が意識的に自らの強みを理解し、それをチームに活用する方法を学びます。具体的には以下のような研修が含まれています。

- 組織構築・チームビルディング
- 新入社員向け研修
- リーダーシップ研修
- 1on1代行プログラム
- エンゲージメント向上支援

各ワークショップは2時間のセッションで構成され、個の強みをチームで生かす方法を重点的に学びます。これにより、参加者は自分自身の強みと仲間の強みを理解し、互いに補完し合う組織の構築を目指します。

クラウドファンディングの実施

同時期に、千葉銀行（ちばぎん）との連携によるクラウドファンディング「たすきプロジェクト」もスタートしました。このクラウドファンディングでは、地域活性化を目指し、羽生との特別対談や研修用ボードゲームの開発交換会などのリワードが提供されます。地域に根ざしたプログラムを実施することで、千葉県全体の企業の皆様にも「考える組織」の重要性が広がることを期待しています。