エデュテインメントの新時代へ、ShoProとTricoLogicの提携

2025年9月30日、小学館集英社プロダクション（ShoPro）と株式会社TricoLogicが手を組み、教育現場に新たな風を吹き込むことになりました。このパートナーシップ契約の目的は、小学生の「作文力」と「考える力」を向上させることです。両社はそれぞれの強みを生かし、子どもたちに質の高い教育を提供することを目指しています。

各社の強みと取り組み内容

株式会社小学館集英社プロダクションの役割

ShoProは、1967年の設立以来『エデュテインメントを通じて、人生をより前向きに、より豊かに！』という理念のもと、知育や学習塾の運営を行ってきました。特に、「名探偵コナンゼミ」といった独自のコンテンツを持ち、ファン層を広げています。教育サービスの提供においては、通信教育の運営やキャラクター版権の管理を通じて、子どもたちの興味を引きつける工夫がなされています。今回の提携では、この経験とノウハウを活かして、より効果的な学びの環境を構築します。

株式会社TricoLogicの役割

一方、TricoLogicは小中学生を対象に「ミライ式」という学習塾を運営し、特に考える力を伸ばす教育に特化しています。教育事業に特化したAIソリューションの開発も行い、大阪を中心に全国に10教室を展開するなど、急成長しています。今後は、AIを用いた教育手法を取り入れながら、双方の知見を活かした教育コンテンツを充実させていく考えです。

具体的な取り組み内容

提携による具体的な取り組みとして、以下の4つのポイントが挙げられます。
1. 個別最適な学びの提供: 各々の生徒に合わせたカリキュラムを作成し、より効果的に学习できる環境を整えます。
2. 作文力や考える力の向上: 遊び感覚で学べる教材や教材開発を進めることで、創造性や表現力を身につけていきます。
3. 読書習慣の定着: 読書の楽しさを子どもたちに伝え、読書習慣を促進するためのプログラムも検討しています。
4. 悩みの解消: 小学生やその保護者が抱える学習の悩みを解決するためのサポート体制を構築します。

このパートナーシップを契機に、より多くの子どもたちに新しい学びのスタイルを届け、教育の質を高めていくことが期待されます。また、今後は学習塾だけでなく通学型の教室向けの教育コンテンツ展開も視野に入れています。