ノルウェージャンクルーズラインが新たな航路を発表
ノルウェージャンクルーズライン(以下、NCL)は、2027年の春夏シーズンについての運航計画を公式に発表しました。これからのクルーズ旅行がどのように変わるのか、詳しく見ていきましょう。
2027年春夏シーズンの魅力
NCLは、2027年4月から10月までの間に、受賞歴のある20隻の客船を用いて、58カ国の150以上の寄港地を巡ります。この中には、イスタンブールやレイキャビクなどの人気都市が含まれ、多くのオーバーナイト滞在が設定されていることが特徴です。旅行者は、理想的なバカンスを早めに計画できるチャンスを得ています。
NCLのアジア太平洋地区マネージング・ディレクター、ベン・アンジェル氏は、日本のお客様に向けた多様な旅程を提供できると述べています。特に、7泊のヨーロッパクルーズやアラスカクルーズでは、寄港地での長時間滞在や週末発着コースを選ぶことが可能です。これにより、旅行者は多様なスタイルのクルーズ体験を楽しむことができます。
多彩な寄港地と旅程の特長
ノルウェージャン プリマやノルウェージャン ビバなどの船が、ヨーロッパへ戻る予定で、これらの船は9~11泊の多彩な旅程を提供します。特に、クロアチアのドブロブニクとスプリット、モンテネグロのコトルへの寄港は、新たな魅力を提供します。また、サウサンプトンやレイキャビクからのオープンジョークルーズでは、アイスランドとノルウェーを巡る旅が期待されています。
ヨーロッパクルーズの魅力
NCLでは、最新の船や改装済みの船を8隻ヨーロッパに配船し、寄港地中心の旅程を展開します。バルセロナ、ローマ、アテネなどから出発する7泊クルーズでは、行程の90%以上を寄港地で過ごす設計になっており、平均滞在時間は約11時間。イスタンブールやコペンハーゲンではオーバーナイト滞在があり、深夜出港のプランも用意されています。
アラスカの魅力を存分に
近年注目の“クールケーション”に最適なアラスカでは、ノルウェージャン アンコール、ノルウェージャン ブリス、ノルウェージャン ジョイという最新の客船が運航され、雄大な自然を楽しむクルーズが体験できます。これらの船は、アラスカの絶景を満喫できる設計がされており、毎週金・土・日曜日に出発する7泊クルーズが予定されています。また、ロングクルーズも行われ、さらに深いアラスカの観光が可能です。
バハマとカリブ海のビーチ体験
NCLのカリブ海・バハマ航路の魅力は、プライベートアイランドを訪れることです。2027年の春夏シーズンにはほぼ全航路に「グレートスターラップケイ」および「ハーベストケイ」が含まれ、ユニークなアクティビティや限定体験が可能となります。また、新施設の充実も予定されており、ゲストの体験をさらに向上させる期待が持てます。
終わりに
NCLでは、約350の寄港地をカバーするクルーズを展開しており、2027年の新航路は現在予約受付中です。NCLの体験を通じて、自由で多様性に富んだクルーズバケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。詳細は公式ウェブサイトや旅行代理店を通じて確認することができます。