ひとり親支援住宅
2025-01-23 13:34:18

地域に優しいひとり親支援型住宅『For nest 旭が丘』が神戸に誕生

新たに誕生するひとり親支援型住宅『For nest 旭が丘』



株式会社ジェクトワンが、兵庫県神戸市垂水区で進めたプロジェクトにより、築54年の「文化住宅」が地域に開かれたひとり親支援型住宅『For nest 旭が丘』として生まれ変わります。この再生は、国土交通省が支援する「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」として採択されたもので、本物件の入居は2025年2月からスタートする予定です。

ひとり親世帯を支える住環境の必要性


本物件は、1970年に建てられた文化住宅で、その中のいくつかが数年にわたり住まわれずにいました。唯一住んでいた所有者が施設に入ったことを機に、適切な管理が難しい状態が続いていました。そこで、所有者の家族が株式会社ジェクトワンの空き家事業「アキサポ」に相談し、再生の道が開かれました。

本物件の場所は、山陽電鉄本線「山陽垂水」駅から徒歩11分の静かな住宅街にあります。周囲にはファミリー層が多く、文化住宅は共同住宅としての特性を活かしながら、地域とのつながりを大切にしたスペースとすることが決定したのです。

地域特性を生かした『For nest 旭が丘』の特徴


垂水区は、母子家庭と父子家庭の割合がそれぞれ神戸市で高いことが調査からも明らかです。このため本プロジェクトは、ひとり親世帯が抱える問題、例えば「子どもが集中して学習するスペースがない」といった悩みを解消することを目指しています。

居住スペースにはコミュニティスペースも設けることで、入居者や地域の子どもたちが気軽に利用できるように設計されています。また、ひとり親同士が交流を図ることで、子育てに関する悩みを共有し、支え合える環境を目指しています。

バランスの取れたデザインと機能


本物件では居住空間に合板を多用し、強度を保ちながら自然な雰囲気を演出しています。また、プライバシーも大切にするため、各住戸には独立した居住スペースが確保されており、カーテンで仕切ることができる設計がなされています。これにより、住民は柔軟に空間を利用することが可能です。

まとめ


『For nest 旭が丘』は、ただの住宅に留まらず、ひとり親世帯に特化した新しい住環境を提供するモデルケースとして期待されています。同時に、地域との共存を重視したコミュニティスペースの設置により、近隣住民とのつながりも育むことができます。今後、神戸市垂水区においてこのプロジェクトが地域貢献の一環となることが望まれます。


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会社情報

会社名
株式会社ジェクトワン
住所
東京都渋谷区渋谷1-7-7住友不動産青山通ビル13階
電話番号
03-6427-9830

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