WHILL社が目指すまちづくり
2024-12-12 11:18:00

WHILL社が語る「包摂的でウォーカブルなまち」の実現とは

WHILL社が語る「包摂的でウォーカブルなまち」の実現とは



WHILL株式会社は、2024年12月7日に開催される「津和野会議2024」で、全ての人が散策できる「包摂的かつウォーカブルなまち」をテーマに登壇することを発表しました。この会議の目的は、高齢化や過疎化が進む日本の地域社会において、誰もが快適に近距離移動できるためのアイデアを模索することです。

城下町津和野をウィルで歩く体験



会議では、参加者がWHILL(ウィル)という近距離モビリティを利用して、津和野の歴史ある城下町を散策する機会が提供されました。免許なしで乗れるこのモビリティは、周囲の風景を楽しむことができるうえ、参加者からは「徒歩と同じスピードで散策でき、普段見逃す景色に気づいた」といった声が寄せられました。新しい視点で環境を観察する楽しさの発見があり、会議の初期段階から参加者の積極的な意見交換が促されました。

セッションの概要と議論



後半のセッションでは、TMCの中西氏がファシリテーターとして登場し、栗栖良依氏が自身の移動体験を基にコメントを行いました。栗栖氏は、ウィルの利点を挙げ、「移動の自由は全人類の尊厳である」と強調しました。また、彼女は過去の体験を通じて、歩行が困難な状況における心身の疲労や制約を率直に語り、ウィルの必要性についても言及しました。

池田氏は、WHILL社の役割と既存の車椅子が抱えるネガティブなイメージをどう変えていくかを議論しました。彼は、「電動車椅子は過去の遺物のようになっている」とし、ウィルの革新性をアピール。市街地での利点やデザインについての具体的な取り組みを皆に分享しました。

参加者の反応とフィードバック



参加者によるアンケートでは、WHILLを使った移動の快適さを高く評価する声が多く寄せられました。「楽に移動できた」「楽しかった」といった感想が多数ありました。近距離モビリティが地域社会に普及する必要性や、街にとってのブランディングとしての価値が改めて確認された瞬間でした。さらに、参加者の約9割が「ウィルなどのモビリティが必要」との意見を表明し、地域全体のインフラ整備の重要性が浮かび上がりました。

WHILL社のミッションと今後の展望



WHILL社は2012年に創業し、「移動を楽しくスマートにする」というミッションのもと、日本全国で近距離移動に特化した様々なプロダクトとサービスを提供しています。会議を通して培った地域との関係をさらに強化し、今後とも「誰もが気軽に移動できる社会」を目指して活動を続けていく意向を示しています。特に昨年からは、丸の内エリアのイルミネーションなど、楽しさを感じられるイベントも展開しており、地域の活性化を図ることに注力しています。これからもWHILL社は、関係機関と連携しつつ、街中での近距離モビリティの実装を推進していくことを約束します。

まとめ



「津和野会議2024」は、歩行者としての体験を通じて、誰もが快適に過ごせるまちづくりに向けた新たな意義をもたらしました。WHILL社の取り組みを通じて、未来の街がどのように進化していくのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
WHILL Inc
住所
東京都品川区東品川2丁目1-11 ハーバープレミアムビル 2F
電話番号
080-0800-4338

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