外国人支援団体への新たな助成企画、コングラントとケイズハウスが協力

コングラントとケイズハウスによる新たな外国人支援プログラム

コングラント株式会社とケイズハウスが共同で、外国人の生活をサポートするNPO団体への助成プログラムを開始します。2024年10月から2025年9月にかけて実施される「ケイズハウスNPO助成プログラム」では、国内外問わず、外国人を支援する団体を対象とし、クラウドファンディングを通じて必要な資金を調達します。

プログラムの背景

ケイズハウスは、2003年から日本国内で13拠点のホステルを運営している企業で、外国人旅行者へ快適で便利な宿泊を提供し続けています。その活動の中で、交通や文化の交流を促進し、日本への関心を高めることを目的としています。特に開業20周年を迎えた昨年度は、在留外国人への貢献に重きを置いており、今年度はより広範な支援を目指しています。

プログラムの仕組み

参加手続き

参加を希望する団体は、まず書類審査を受けます。公式サイトでの説明会後、審査を通過した団体には面談が行われ、クラウドファンディングに向けた具体的なサポートが提供されます。次に、実際に寄付を集めるクラウドファンディングが行われ、追加の助成についても検討されます。

助成内容

「ケイズハウスNPO助成プログラム」では、以下のような支援が行われます。

1. クラウドファンディングの企画・運営支援
2. 領収された寄付額に対して、上限500万円に対し3.4%のマッチング寄付を実施
3. クラウドファンディング目標金額を達成した団体に対しては、追加助成も予定されています。

対象団体

助成を受けるには、以下の要件を満たす必要があります。

- 日本国内外で外国人支援を行う団体
- 2024年10月から2025年9月の間にクラウドファンディングを実施する団体
- 書類及び面談による審査を通過した団体

プログラムの意義

この助成プログラムは、難民や在留外国人など、さまざまな理由で生活に困難を抱える外国人を支援することを目的としており、彼らの幸福度を向上させることを目指しています。また、ケイズハウス側も、ホステル事業と社会貢献事業を強化し、日本を訪れる外国人のより良い思い出作りにも貢献していく意向です。

このように、コングラントとケイズハウスは、単なる宿泊サービス提供にとどまらず、社会全体の幸福度向上に向けた取り組みを進めています。これは、地域社会や国際交流をより活性化させる一歩となるでしょう。