オリコンが広告会社「新旭」を連結子会社化し新たな価値創造へ

オリコン、広告会社「新旭」を連結子会社化

オリコン株式会社は、このたび少数精鋭の広告企画制作会社である株式会社新旭を連結子会社とすることを決定しました。新旭は、大手広告代理店の営業部門を中心としたメンバーが設立した会社で、スポーツイベントプロモーションやデジタルコンテンツ制作などに豊富な経験を持っています。これにより、オリコンは多様で付加価値の高い広告サービスの提供が可能となり、顧客満足度向上を目指します。

株式取得の背景

オリコンの株式取得は、同社の経験豊かなメンバーのノウハウを活用し、自社の顧客向けにより充実したサービスを可能にするためです。例えば、テレビ広告や動画広告においても新旭の知識と技術が生かされることで、顧客に対しさらなる価値を提供できる見込みです。また、新旭はオリコンの資金力を活用し、さらなる事業拡大も期待されています。この提携により、両社は協力してブランド価値と企業価値の向上を図ることが目標です。

新旭の概要

株式会社新旭は、東京都千代田区に本社を置き、メディア事業やプロモーション事業、デジタル事業など多岐にわたる業務を行っています。設立は2017年で、資本金は970万円です。新旭は音楽事業にも力を入れており、これまでの実績と証拠が、オリコンにとっての貴重なリソースとなります。

株式取得の詳細

オリコンは新旭の株式182株を取得し、すべての議決権を保有することになりました。これにより、オリコンは新旭の経営に対し完全な支配権を有することとなります。株式取得の日程は、契約締結日と株式譲渡実行日がともに2024年10月15日となっています。株式取得の価格については、当事者間の守秘義務契約により非開示ですが、合理的な評価を基に決定されたとのことです。

今後の展望

この提携により、今後の連結業績への影響については精査中ですが、現在の業績予想には変更がないとのことです。オリコンは、新旭との協力を通じて、広告事業におけるさらなる高みを目指します。この新たな展開により、顧客へのサービス向上だけでなく、企業全体の強化にも寄与することが期待されています。

オリコンと新旭の連結子会社化は、広告業界における新たなムーブメントを生む契機になるでしょう。

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