石垣島で九州女子サッカーリーグ第12節をAIでライブ配信！地域活性化プロジェクト「マチスポ」の取り組み

石垣島でのスポーツライブ配信イベントが実現

2025年6月14日（土）、石垣市で開催される「九州女子サッカーリーグ1部第12節」では、地元のFC琉球さくらと国見FCレディースが対戦します。この試合では新たに導入されるAIカメラによるライブ配信が行われ、観客はパソコンやスマートフォンから無料で視聴可能になります。これは地域活性化プロジェクト「マチスポ」に基づくもので、スポーツを通じた新たな地域のつながりを目指しています。

スポーツDXの先駆け

株式会社NTTSportict、石垣市、西日本電信電話株式会社沖縄支店との共同で進められる「マチスポ」は、スポーツDX（デジタルトランスフォーメーション）を駆使し、地域のスポーツ環境を活性化することを目的としています。AIカメラを用いることで、これまで映像化が難しかったスポーツイベントを自動で撮影し、オンラインで配信します。これにより、試合の情報を手軽に得られるようになるだけでなく、視聴者同士が応援メッセージを交換することもでき、地域コミュニティの強化が期待されています。

試合の無料配信と応援の楽しみ

「マチスポ石垣市ポータル」では、試合の模様をリアルタイムで配信します。このプラットフォームを通じて視聴者はどこでも試合を楽しめる環境が整い、さらに応援コメントを簡単に書き込むことができます。FC琉球さくらや国見FCレディースのファンはもちろん、地域の皆さんにも気軽に参加してもらえる仕組みです。

パブリックビューイングも実施

試合当日には、石垣島の玄関口である「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」にてパブリックビューイングも開催されます。ここでは、設置されたモニターを通じて試合のライブ映像が流れ、多くの市民や観光客が一体となって試合を楽しむことができる機会が提供されます。これにより、地域の人々とも共に盛り上がりながら、サッカーの応援ができる新たな場が生まれます。

未来への展望

「マチスポ」プラットフォームは、スポーツを通じた地域コミュニティの構築を目指しており、映像コンテンツ化やコミュニティの形成を通じて、地域スポーツの発展に寄与していく方針です。今後もAIカメラを利用し、地域スポーツの様々な試合を自動で撮影・配信することで、更なる地域の活性化を図るとともに、観戦環境の向上にも努めていく予定です。

石垣島で行われるスポーツイベントの魅力をより多くの人に届けるため、引き続き取り組みを進めていくこのプロジェクトに期待が寄せられています。