WDCとWizleapが協力し保険相談の予約を簡素化するシステムを導入

保険業界の業務効率化に向けた新たな取り組み

株式会社WDC（千葉県船橋市）は、デジタル技術を活用し、保険業界に革新をもたらすためのシステムを発表しました。このシステムは株式会社Wizleap（東京都渋谷区）のMCマーケットクラウド（MCMC）のAPIを活用し、保険相談の予約プロセスを効率化するために設計されています。これにより、これまでの煩わしい予約業務が大幅に軽減されることが期待されています。

開発の背景

従来の保険相談では、顧客が面談希望日を複数提示し、それに対して保険募集人が日程を調整する方法が一般的でした。このプロセスは、両者にとって時間と労力を要するものであり、時にはコミュニケーションミスが発生し、予約がスムーズに進まないことも少なくありませんでした。WDCはこの課題を受け、MCMCに保存された募集人のスケジュールに直接アクセスできる仕組みを導入し、顧客が空いている日を即座に選択できる予約フォームを作成しました。

期待できる効果

新しい予約システムでは、顧客が空いている日から簡単に面談希望日を選択できるようになりました。これにより、メールでの候補日のやり取りが不要となり、顧客にとっては非常に効率的です。また、MCMCはGoogleカレンダーと連携しており、募集人の予定もリアルタイムで確認できます。これにより、ダブルブッキングや予約漏れのリスクを大幅に低減し、業務の効率化が図られます。

報告によれば、このシステムは既に複数の企業に導入されており、大変好評を得ています。多数の引き合いがあることから、今後も業界での普及が期待されています。