養老鉄道がシナモロールと共に観光スポットを巡る特別キャンペーンを実施

養老鉄道がサンリオと共に展開する観光キャンペーン

岐阜県の養老鉄道株式会社は、人気キャラクター「シナモロール」を用いた特別なキャンペーンを発表しました。このキャンペーンは、地域の観光振興を目指すもので、株式会社日本旅行とサンリオが共同でプロデュースしています。

「みんなをつなぐトレイン」とは

「養老鉄道×シナモロールみんなをつなぐトレイン」というこのキャンペーンは、これまでにもハローキティを起用して成功を収めてきた取り組みの一環です。そして、今年はさらなる盛り上がりを見込んで、昨年のサンリオキャラクター大賞で5年連続第1位の「シナモロール」が起用されます。この電車は、訪れる人々を観光スポットへとつなげ、地元の魅力を伝えることを目的としています。

キャンペーンの詳細

キャンペーンの開催期間は、2024年10月5日から2025年1月31日までの約4ヶ月間です。この期間中には、大垣駅と桑名駅、または揖斐駅を結ぶ路線でシナモロールをテーマにしたラッピング電車が運行されます。発表によれば、このラッピングデザインは、沿線の名所や風景をテーマにした美しいものになるとのことです。

駅周辺には、三重県桑名市の「六華苑」や岐阜県の「養老のひょうたん」、さらには「水まんじゅう」などの名物スポットが揃い、観光客を惹きつける魅力的なエリアとなっています。

記念イベントとスタンプラリー

キャンペーンのスタートを記念して、10月5日には養老鉄道大垣駅で出発式が開催されます。このイベントでは、シナモロールが登場し、テープカットやラッピング電車の紹介が行われます。誰でも気軽に参加できるため、ファンにとって特別な思い出となるでしょう。

また、期間中には「シナモロール」オリジナルデザインの1日フリー切符も販売され、これを使って沿線各地を身軽に巡ることができます。さらに、デジタルスタンプラリーも実施され、観光スポットを巡りながらスタンプ収集を楽しむことができます。このスタンプラリーは、名所を回る良い機会となりそうです。

持続可能な観光の推進

このキャンペーンは、文化庁の「日本博2.0」プロジェクトの一環としても位置づけられています。2025年に開かれる大阪・関西万博に向けて、地域の観光振興とインバウンド誘客を目指す意図が感じられます。養老鉄道、サンリオ、日本旅行の3社の協力によって、地域の魅力を最大限に引き出し、持続可能な観光文化の確立を目指しています。

たくさんの観光客が訪れることで、沿線地域がさらに活性化し、多様な文化体験ができることを期待しています。訪れる際は、ぜひ「養老鉄道×シナモロール」のラッピング電車に乗って、楽しい旅を満喫してみてください。