WORLD ORDERの再始動と新曲『NEO SAMURAI』
須藤元気が中心となり、2009年に結成されたダンス&音楽ユニット、WORLD ORDERが再始動します。彼らの新曲『NEO SAMURAI』は、日本の伝統文化に根ざしつつも、未来を見据えた新たな侍像を描いています。この作品は、誇りや礼儀、武士道といった侍の精神を21世紀の現代社会に投影し、根本的に新しい“ネオ侍”的な視点を提示しています。
楽曲は、力強いビートと古き良き日本の魂が共存したサウンドを特徴とし、聞く人々に希望を感じさせるものです。幅広い層に向けて、芸術性と社会性を兼ね備えたメッセージを届けることを目指しています。私たちが直面している社会の課題を、侍の精神を通じて解決のヒントを与えてくれそうです。
ミュージックビデオの魅力
新曲のミュージックビデオ(MV)は、視覚的な表現の面でも力強く、楽曲のテーマを反映しています。メンバーたちは、日本の伝統的な甲冑と現代のビジネススーツを融合させた衣装を纏い、歴史と未来をつなぐ象徴的なビジュアルを展開します。刀を振るような鋭い動きと、緻密に構築されたロボットダンスが見事に融合した振付が見所であり、視聴者を圧倒するシンクロパフォーマンスによって、楽曲の世界観を一層際立たせています。
WORLD ORDERの歴史
2009年の結成以来、須藤元気が率いるWORLD ORDERは、スーツに身を包んだ「日本人サラリーマン」の姿を取り入れ、多くの観客を惹きつけてきました。特徴的なロボットダンスと独自の映像美で知られ、アジアや欧米を中心に数多くの熱狂的ファンを持ちます。オンラインで展開された代表曲『HAVE A NICE DAY』は、なんと5200万回以上の再生数を誇り、彼らの人気を伺わせます。さらに、2012年には「世界最多人数でのロボットダンス」というギネス記録も達成し、常に注目を集め続けています。
須藤元気のメッセージ
須藤元気は、現代社会に生きる多くの人々が抱える閉塞感について言及します。「今、社会に対して多くの人が行き詰まりを感じているのではないでしょうか。そのような状況から脱するために、私たちWORLD ORDERは、侍の精神と現代を融合させた新たな表現に取り組み、日本に活力を与えることを決意しました」とコメントしています。
彼は、伝統に根ざした誇りや規律を未来へとつなげる力に変えることを目指していると語ります。また、すべての人が“新たな侍”として自らの手で現実を切り拓いていけることを伝えたいと考えており、そのエネルギーをこの作品にも込めています。彼のメッセージが、多くの人に届き、勇気を与えることを期待しています。
動画リンク:
NEO SAMURAI MV